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内容説明
命をありがたく、おいしくいただく料理の作り方、食の作法を伝授。キッチン空間の整え方から、食器、調理器具の選び方、掃除術にいたるまで、食を通じて仏教の教えを実践し、悩みから解放されるためのヒントと、家庭で簡単に作れる精進料理レシピを紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山猫
12
ちょっと失敗したかな。こっちは他の本と違って「法話」が主で、料理は従。具体的に当てはまる悩みがある時には、解決へのヒントになるが、そうでない場合は………2019/02/12
Yumi
10
《図書館本》日頃忘れかけていたことを思い出させてもらいました😊✨暗闇御飯食べてみたい😍どのレシピもハードルは低くやる気があれば出来そうなメニューばかりで、いくつか挑戦したいと思います🎶2024/04/12
ひめぴょん
8
法話とお料理レシピ。私は法話が読みたい派。レシピ派の人には物足りないかも知れません。中庸・柔軟に決めつけず、というあたりを意識すればいいのかと思いはしますが、なかなか実践するのは難しい。常にこういう意識を持つためにこういう本を定期的に読んでいます。以下は文中引用とミニ感想です。一時的なしあわせ(結婚、合格、就職、おいしいものを食べた とか)は、その現象が変化したり終了したりしたときには、感じていた幸福もなくなってしまう。仏教の中で目指すのは、自分自身が穏やかに暮らせること。その妨げとなるものに、貪欲(とん2023/03/21
ココアにんにく
6
尼僧さんのエッセイを読んでいた時に見つけた本。お寺の料理が知りたかった。同じ著者のレシピ本もありましたが、お話と料理の組み合わせの本書を選びました。思い通りにいかない、考えすぎて行動できない、負の感情に支配される…思い当たる話を読んでレシピを見る。じっくりと読みました。レシピで一番驚いたのが「大豆だし」もぅ作りたい衝動。トマトの澄んだスープや豆腐も作りたい。精進揚げは即実践。玉子がなくてもサクサク。和食の域を超える料理も魅力的ペンネ寺ビアータって!「暗闇ごはん」料理に真摯に向き合えそうなので実践したい。2018/09/30
7a
6
若い料理僧がお寺で出す精進料理のレシピに寄せて一話ずつ訓話を述べる。金銭に囚われないようにとお金がなくても作れる大根おろしと麺だけの雪鍋うどんを紹介したり、生きていくためにいろいろな人の力を借りてきたことを思い起こさせるために、手間暇かけて作られた味噌を使った田楽を紹介したり。肉魚卵は使わないことは知っていたけど、強い匂いを持つ五葷(にんにく、にら、玉ねぎ、長ネギ、らっきょう)も避けなくてはいけないとは初めて知った。味付けもシンプルで素材を際立たせる丁寧な作り。きぬかつぎなんて本当に簡単なのに美味しそう2017/10/09