十四歳のエンゲージ

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十四歳のエンゲージ

  • 著者名:谷村志穂【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2015/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061859289

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内容説明

たった一人のともだちだったルー。優しかったルーが妊娠して傷ついて死んだ。日の輝く晩、三角山の頂きに集うシュウや冴子さん、カツヤたちで静かに雪の中、ルーの埋葬が始まった。愛情に満ちあふれた家庭を捨てきれず、不良仲間にも入り切れない少女の14歳の心のふるえをみずみずしく描いた青春小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

巨峰

19
14歳。背伸びをすることにより激しく傷ついた少年少女たち。だけどいったい誰が彼女達を責めることが出来ようか。確かにホットロードに似てますね!!2010/08/21

こゆび

17
冬から春へ移り変わろうとする季節の中で、14歳の心は子供から大人になることを望んでいた。大人になりたいなんて思っているから子供なのだけれど。背伸びなんてするから心がぐらついて、できることもたかが知れているのだけれど。彼女とあの頃の自分がほんの少し重なって、冷たい風に吹かれているように、カッターで切りつけられているように、胸が痛んだ。2021/02/24

rakim

10
題名とか装丁から「危うくも清冽な若さの物語」を期待したのですが(勝手に)、無知で狭量で薄汚れた若さを見た、愉快ではない読了感でした。若さのあやまちというには、失ったもの、失うものが多すぎて。これを抱えて知らぬふりで大人になっていくことを、許容はできない。エンゲージしたものは「傷」なのでしょうか?2015/07/13

拓人

3
自分の居場所を求めて、不良グループにぶら下がっている気持ち、自分もそうだったからよくわかるわー^m^ 今から思い返すとほんの些細なことだと思えるけど、当時の自分にとってみたら毎日ビクビクして生きていたなぁ^_^; カツヤがいい奴でよかったな(*^_^*)2011/06/09

I am

2
80年代に生まれた14歳2009/07/16

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