講談社現代新書<br> 決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編

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講談社現代新書
決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編

  • 著者名:前川修満【著】
  • 価格 ¥891(本体¥810)
  • 講談社(2016/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062880640

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内容説明

経営に一番大切なこと、それは「資金繰り」です。その資金繰りや、どのような投資活動を行っているかなどのお金の流れをあらわしているのが、キャッシュ・フロー計算書。この書類を読み解くことで、企業の経営状態はもちろん、経営陣がどのような戦略をもっているのかもみえてきます。本書では、決算書を「読む」立場に徹した解説を行い、企業の経済状況を素早く、正確に知る方法をわかりやすく伝授します!

目次

はしがき
序 章 デフレの時代にこそ
第一章 キャッシュ・フロー計算書を手っ取り早く読む
第二章 投資活動を中心に企業の意思をさぐる
第三章 営業CFは語る
第四章 あなたが債権者だったなら
第五章 増収増益の果てに倒産した会社とそれに融資をした銀行のはなし
第六章 外食産業のフォール・アンド・ライズ
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

magic makky

12
キャッシュフロー計算書関連本の2冊目。新書だったので、難しいのか?と思ったが、正直こちらのがわかりやすかった。特に良かったのは、サラリーマン家計をキャッシュフロー計算書を落とし込んで説明してあったところだ。難しい言葉ではなくレジャー費や保険やローンの支払いなどの項目で非常に理解が進んだ。 そのほか、本の名前の通り「ここだけ読め」とフローキャッシュフローにポイントを絞っていた。 これから、企業の決算書を見るときはキャッシュフロー計算書もよく見てみようという気になった。2023/09/06

nekozuki

10
キャッシュフロー計算書の概要が理解できる。実際には、細かい項目を各社で見る必要はあるが、FCFをまずチェックするよう心がけたい。2017/01/08

せっちゃんさん

7
本当に分かり易いシリーズ。前作「決算書はここだけ…」は”BS・PL”の説明。今作は"CF"。 引き続き、見るポイント解説は序盤30Pで終了。後は実例解説。特に「JR東海・東芝・王将」を丁寧に。著者の感想・疑問がリアルで読み易さに拍車がかかる。どんなに分かりやすい本でも、人間味て重要だな~感じた。 前作・今作で、会計知識が無い人も財務三表をザックリ理解できる。国際会計基準て何だ?て一瞬でも思った人に是非お勧めしたい一冊。2020/05/10

ぷるぷる

4
前書ではPL、BSが対象で実に分かり易く決算書の読み方を教えていただいた。今度はCF。分かりやすさというか説明の巧さは流石。重要な結論は最初の数ページで終わってしまうがその後、各種事例を含めて「~なるほど」ということになる。現実をみると損益計算書の赤だ黒だけで大騒ぎであって日本の社会はまだまだ高度成長期のやり方/雰囲気のまま変わっていないように感じるが、これからも生き抜いていかなきゃならん我々も少しは勉強して武装しなきゃいけないと強く感じた。PL黒字だからって営業CFが▲な会社には注意しようと思いました。2010/12/04

ベイ

2
あまり触れてこなかったCFの見方や活用方法が理解出来ました。 営業CFと投資CFの合計値がフリーキャッシュフローとなり、デフレ時代ではここをプラスにして借入金を返済していくことが重要。 間接法を使用することで損益計算書とキャッシュのGAP要因を確認することが出来る(在庫や減価償却費など) 貸借対照表や損益計算書に加えて、キャッシュフロー計算書についても意識してみていきたいと思います2021/10/08

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