内容説明
あらゆる言葉が相対化され、価値が液状化してしまった国家＝日本。宗教、差別、権力、暴力、天皇制、オカルト、近代合理主義批判、新保守……と課題は山積している。「ゴーマニズム宣言」で試行錯誤の思想を究めんとする漫画家・小林よしのりと、おたく世代を代表する知の旗手・浅羽通明が、そんな日本を再構築する過激な知のクーデター。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yossarian
0
ファンブックか何かといった印象。
丰
0
Y-102008/02/25
静かな生活
0
70点*当時のゴーマニズム旋風がいかに凄まじかったかがよくわかる。宮台真司とは90年代に対立していたが、いま見るとそこまで対立していない。〈直観〉の重視でいえば、小林秀雄以来の文芸評論の系列にすら小林の仕事は入っている。2020/03/18
