幻冬舎文庫<br> 人形家族 熱血刑事赤羽健吾の危機一髪

個数:1
紙書籍版価格
¥660
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

幻冬舎文庫
人形家族 熱血刑事赤羽健吾の危機一髪

  • 著者名:木下半太【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 幻冬舎(2016/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344424586

ファイル: /

内容説明

“伝説の刑事”になることを夢見る、「バネ」こと赤羽健吾の前に、連続殺人鬼が現れた。犯人は警察を嘲笑うかのように、死体をマネキンと並べて堂々と放置。しかも、被害者の胃の中には未消化の御馳走が……。異常犯罪を扱う警視庁行動分析課のメンバーとして、バネは上司の育子、後輩の栞とともに犯人を追うが、犯人の狂気は想像を超えていた――!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

132
シリーズ第二弾。サイコキラーを相手に、偉大な祖父の様な“伝説の刑事”を目指す赤羽健吾と上司の八重樫、そして女優から転身して新たにメンバーに加わった栞を含めた“警視庁行動分析課”。そんな3人の前に立ちはだかる敵は“マネキンキラー”と呼ばれ、マネキンを家族に見立てた独自の犯罪ルールを貫き通していく。本作のテーマは“家族”。過去の事件が歪んだ犯罪者を生み出してしまったのか。そこに偽りの家族はいらない。ちっさなテーブルを囲んで笑顔を浮かべながら食べる温かいご飯。そうあって欲しいなぁ🍚🍵2022/11/19

ehirano1

105
アヒルキラーの続編ということで楽しく読みました。前作で役目は終わったかと思ってたバネの祖父(伝説の刑事)の若かりし頃が描かれたり、世代を超えて圧し掛かる凶悪事件を悪夢シリーズのスピード感で味わいました。前作同様、「遺伝とサイコパス」がテーマのような気がします。そして、やはり続編が欲しいです!2022/02/03

セウテス

89
行動分析課赤羽健吾シリーズ第2弾。早くも、期待のシリーズとなりました。今回は殺害した遺体を、マネキンと共にディスプレイするマネキンキラーとの戦い。前作登場の女優桑田栞が警察学校を卒業し、行動分析課の赤羽ことバネの後輩として着任している。今回も特徴として、過去のバネの祖父の事件1978年に起きた世田谷区一家惨殺事件と、リンクして物語は展開する。ある意味前作からコンビの、バネと栞の成長も楽しみだ。シリーズのテーマでもあるシリアルキラーの継承、何もせずとも産まれ持っての殺人者は存在する、との考え方は流石に恐い。2018/12/23

papako

74
アヒルキラー続編。マネキンを家族に見立てた連続殺人事件。八重樫率いる行動分析課が追う。サブタイトル通り赤羽健吾の喧嘩の危機。最後は後味悪く。全体的なあっさりかなぁ。健吾と栞の関係の描写が多くて、事件よりも二人にフォーカスされていたからかな。続くのかしら?2020/09/30

ehirano1

63
「どこまでも弱い自分に泣きたくなる。夢を持てないことよりも、夢を持たなくてはいけないという強迫観念に負けているのが辛かった(p189)」。『夢を持たなくてはいけないという強迫観念』というのは、『やればできる』という言葉の裏には結構残酷な内在性理論が存在しているのと同様のことだと思いました。2022/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10796882
  • ご注意事項