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内容説明
マジメに笑える! 「へんないきもの」猫の謎に迫る。面白いのに役に立つ「猫の科学書」。人気ブリーダーとして国内、海外で実績を残した著者がミステリアスな猫の生態を徹底分析!奔放な性生活から長生きさせる秘訣まで、面白くて役に立つ、とっておきの知識を伝授します。(ブルーバックス・2006年3月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
98
猫の様々な生態を、よく描写している。科学的な根拠を、科学書のように厳密に実験結果を記録しているわけではないが、そこそこ納得できる内容を紹介している。 読み物として読むというよりは、それぞれの項を参考にするとよい。 例えば、猫の視力の項は、猫の視力が、静止しているものについては、あまり精密ではないことを述べている。猫が何かを見ているときの参考になる。獣医学を学ぶ人は、専門書、専門雑誌にあたって、確かめてみるとよい。猫を飼っているお宅では、1冊あるとよいかもしれない。 猫の生態を知る第一歩になると思う。2008/01/17
猫路(ねころ)
12
猫がこんなに繊細でたくましく生きている事を知った。犬は子供の時に飼っていたけど、従順で愛らしかったけど、猫は綺麗で気ままだ。2023/08/28
乱読家 護る会支持!
6
小さな天邪鬼。ナマケモノを装う賢者。トゲ付きペニスに濃厚精液。小さくて丸くて柔らかいものを抱きしめたい人の欲求を満たし、上手に甘えて、美味しい餌を獲得する知恵とエネルギー。自ら選んだ事を楽しむ。猫同士の会話は目線で、「ニャア」は対人間用の言語。知能は、イヌ、カラスとほぼ同等。嗅覚のイヌ、聴覚のネコ。。。。どちらかといえば、人間がネコに飼いならされたんだと思ってしまう本です。私は、イヌのように振舞ってしまうので、ネコちゃんがうらやましいっす。2017/02/20
いきもの
4
猫についての科学的知見と長年ブリーダーとして猫とともに歩んできた著者の豊富な経験知がふんだんに盛り込まれた一冊。猫好きにはおすすめ。2012/12/30
もろぎみ
2
猫を飼い始める前に、と思って読んでみた。 猫の生態のことがわかりこれから一緒に暮らしていく上で参考になった。 著書がブリーダーのため遺伝などのことも詳しく書かれてたが、奥が深い世界だなあと感じた。2017/08/02