内容説明
本格推理を愛するすべての人に捧ぐ! 探偵としてもすぐれた才能を発揮した怪盗アルセーヌ・ルパン。アリバイ崩しの鬼貫警部。密室殺人を解くヘンリー・メリヴェール卿。往年の名探偵の華麗な推理に挑戦した贋作(パスティーシュ)を含む短編5作、敬愛するJ・D・カーについての芦辺拓氏との対談、随筆を一挙収録。本格推理を愛するすべての人に捧ぐ必読の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
98
パスティーシュがメインの短編集。本編?は面白かったけど対談以降は話についていけない・・・。2016/04/08
セウテス
66
二階堂氏と芦辺拓氏による、ディクスン・カー氏を語り合った対談。カー全作品の紹介と二階堂氏の感想、客観的に見たベスト作品の発表等の随筆。ルパン、鬼貫警部、ヘンリー・メルヴェール卿のパスティーシュ作品と、アイザック・アシモフ作品を意識したSFと本当に詰め込んだ一冊だ。短編はそれなりに楽しめるが、本作の価値はクリスティ氏クイーン氏に比べて、ディクスン・カー氏の作品が、日本では読まれていない事の残念な思いだろう。私も常々、ミステリ読むならカー作品は外せないと思っている。カー作品を再読、感想をしっかり書こうと思う。2018/02/28
ヒロユキ
24
カーの作品は読んでみたいとは思っているけど今だ踏ん切りがつかず、芦辺さんとの対談、随筆を読んでより気になる存在に。推理小説とは少しずれるけど、『ネクロポリスの男』『素人カースケの世紀の対決』が面白かった。読むリエに本を見繕ってもらいたいです。2012/01/05
なつき
10
対談、随筆はパス。短編どれも面白く読めました。素人カースケ世紀の対決に出てくる読むリエ薦める小説読んでみたい!でも黒死館殺人事件はパスかなぁ2015/01/22
み
10
対談以降は読むの放棄しました…。カー読んでないのです。いつか原作を読んでからこの贋作を読み直してみたいです。2014/01/12