内容説明
江戸城の台所人、鮎川惣介は八朔祝に非番を言い渡された。料理人の腕が試される日に、非番を命じられ、納得のいかない惣介。心機一転いつもと違うことを試みるが、上手くいかず、騒ぎに巻き込まれてしまう──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
高橋 (犬塚)裕道
9
星4。面白いが、少々ややこしい。ややこしいのは大奥の事件だから仕様がない。核心に近づいているのか?よく分からないが先が楽しみだ。2017/02/26
ごへいもち
7
別版で読了
あかんべ
6
隼人との絆が強い。それぞれの家庭事情や、仕事のごたごたはあってもふたりの友情が心地いい。2015/10/30
りょう
4
包丁人侍の、何冊目だあ?また、この食いしん坊が単純においしいものずきなところが笑えるけど、人情もあって、麦作とか、せき、とか、もう会えないとなると泣けてくるわ。ボチボチ読み進めます。2019/07/23
Suzu
3
包丁人侍シリーズ第4弾。どうでもいいことだがお亀団子が美味しそう。まーそれはいい。第2話池袋村から来た女、第3話風切り羽に登場するなみという少女。こいつは何なんだ。胸クソ悪くなった。惣介がまだ子供だから処罰せずに大奥に置いてやってくれとか、そのうち罪を悔いる日が来るだろうとか言ってるが、アンタなに甘っちょろいこと言ってんだと思った。せきが可哀想過ぎるだろ。とっとと処罰されたようで当然よねと思った私は残酷な人間なのか?そして次巻に進む。2019/05/17