お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

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お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

  • 著者名:糸井重里/邱永漢
  • 価格 ¥569(本体¥518)
  • PHP研究所(2015/08発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569676241

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内容説明

お金は大事。お金は欲しい。お金が好き……。でも、お金は魔物。そんな魔物のパワーに振りまわされそうで、怖くて、お金から目をそらしてきました。いまこそお金を正面から見てみよう。お金について考えてみよう。はじめてお金と向き合った糸井重里が、お金の神様から聞いた、リアルでロマンチックなお金の話。神様が素手でつかんできた人生には、生きるヒント、楽しみや面白さ、誰もが聞きたいことがいっぱいです。「いま、ぼくは、あぶなっかしくて、ちっぽけな旅の途中で、金と動機だけは、なくてはならぬということを、やっと分かったらしいのである。旅に出る朝に、邱永漢さんという先達に、目の前の景色がどういうものであるのか、親切に教えていただいたのは、ほんとうにありがたいことだった。」お金にしがみついてしまう人も、お金に嫌われている人も、これからたくさんのお金と付き合う人も、大人も子どもも、必読の書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

150
実業家であり作家であった邱氏と糸井氏の濃密対談。「林深則鳥棲、水廣則魚遊」林が深ければ鳥が棲む。水が広ければ魚泳ぐ。…お金の価値、交換価値としては同じだが心理的価値は人によって異なる。少金で幸福の人もいれば、大金でも満足できない人がいる。お金に支配されずいかに楽しさを感じるのか。20代のお金は残らないという。成功の影には多くの敗北がある。…ひとり静かに考える時間を持つことは大事。どこかで孤独を抱えている人は新たな思考を生む。失敗の回数が言葉の重みとなる。苦しみは幸せを求めている途中にあるからこそ楽しめる。2022/03/12

小梅

80
邱永漢氏の本を読んだ事がなかったが、是非読んでみたいと思う。お金を入れる器の大きい人と小さい人がいる。マーカー引きたくなる言葉はちゃんと太字にしてあるのがニクイです。2014/09/08

あふもん

45
おもしろったです。この不思議な感覚何だろう、やらかいベンチャーって感じ?2019/06/10

Kentaro

27
お金の流れというのは黄河の流域みたいなものだから、しょっちゅう川の流れが変わる。川の流れが全部変わってしまって砂漠のようになっている場所でお金儲けをしようとしても、もう水も流れてない所で、魚釣りしているようなもので魚はもういない。 事業は果樹園のようなものだ。いくら整備して、木を植えてということをやっても、そこからの時間がかかる。コメは一年でできてしまうけれども、果樹園はもっと時間がかかる。 どんな旅に出るときにも、路銀というものが必要になる。少なくても旅はできるし、多ければ多いでできる。2019/05/04

akira

16
Primeにて。 面白かった。糸井さんってことで読み始めたけど表題以上に対談のお二人の経験や思考が興味深い。お相手の邱先生は初めて知ったが今の自分達では想像すらできない人生でその経験談はいろいろな思考を広げてくれた。 「お金・信用・商売」。生きていく上で少なからず取り組む命題だがどれも本当にむずかしい。特に商売はと思う自分。はっとする一文があったので本書の引用はこの一節。 「やっぱり飽きさせないことですよ。商い(飽きない)といいますから」2019/05/27

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