角川文庫<br> 見知らぬ明日

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角川文庫
見知らぬ明日

  • 著者名:小松左京【著者】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • KADOKAWA(2015/08発売)
  • おトクな週末2日間!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~5/12)
  • ポイント 125pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041308042

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内容説明

新聞記者・山崎はつぶやいた。中国で何かが起こっている……。文化大革命の収拾期、新疆ウイグル自治区に宇宙人の攻撃がしかけられたのだ! 情報が届かぬ中、冷戦構造のアメリカ、ソ連、そして中国は互いに疑心暗鬼になり、大国間の国際政治はのっぴきならない状況へと追い込まれ、ついにその影響は日本にまで波及した。未曾有の異常事態に、人々はどのように向き合うのか。「明日」も又「今日」と変らぬと信じている人々に、人類は存続しうるかと鋭くせまる問題の書! 『日本沈没』と並ぶ注目の名著。小松左京ライブラリによる解説を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MAEDA Toshiyuki まちかど読書会

44
kindle。小松左京のSFがkindle化され嬉しい。復活の日、日本沈没、さよならジュピター、首都消失と続く、社会パニック系小松SFの元祖なのですね。面白くて夢中で読みましたが、富士山頂に集結した宇宙人を撃滅するため、核ミサイルで攻撃するというラストは、日本人として、ちょっと辛い。2016/09/03

ntahima

22
【Kindle-135】標準タイムは3時間57分。時は、文化大革命の末期。中国の奥地で何かが起こっている。大量の難民が国境に押し寄せる。インターネットのない時代、西側の情報収集は遅々として進まない。20世紀の『宇宙戦争』。何か骨董無形なことが起こり、それに伴い我々の世界がどう変わっていくかを緻密にシミュレーションするという著者お得意のテーマだ。代表作である『日本沈没』や、『首都消失』と同じパターン。上述の2作も同様だが、著者本にはやや唐突なエンディングのものが多いが、実はいずれも続編の構想があったそうだ。2017/10/24

チコちゃん

4
薦められて、何の事前知識もなく読み、まさかの展開に引き込まれた。昭和48年発行という年代物?のため、私にはもはや歴史の、当時の国際関係がリアルで興味深い。しかし、抱える国際問題は今と変わらず、全く古くさくないどころか、10年後が舞台と言われても驚かない。文章にも個性があふれでていて、読むのが楽しかった。2015/07/05

きのやん

3
読点が多くて読みづらい。行数を稼ぐためかと思ってしまう。博覧強記の小松左京のことだから、書いた当時の軍事その他の技術も、ほぼ正確なんだろう。説明が多く描写が少ないので小説を読んでいる気がしない。2017/07/10

洪七公

2
既読本1982/04/23

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