内容説明
ユダヤ人といえば「流浪の民」「富豪」のイメージが強い。紀元70年、ローマ帝国によってイスラエルの地を追われたユダヤの人たちは、亡国の民となって世界各地に分散していった。そして自分たちの居住する他の国家、他民族に同化しようと努力した結果、商業、金融、学問、芸術の各分野で成功を収めた人材を世に多く送り出している。さまざまな偏見や社会的差別、迫害にあいながら、生活の中に組み込まれた戒律と習慣を今なお厳しく守り、それぞれの国で暮らすユダヤ人とは……。
※本作品は、紙書籍から表紙画像の一部が異なっております。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋乃みかく
3
★★★★☆ とてもわかりやすい内容で勉強になった。食事規定とかいろいろと戒律が厳しいんですね。。2013/02/05
肉尊
2
事柄の羅列であり、読書としての面白さに欠けると思いました。個人的には残念な一冊。まぁ事典だから仕方ないけど、頭に全然入ってこないのが苦痛でしかありません。それでも、ユダヤ人がなぜ金融で名を馳せてきたか、ハイレグがなぜイスラエル発なのかが分かったのでよしとしますか。2016/07/29
てっしー
1
ユダヤについて、おそらく最も広く浅く易しく安く書かれている本。(類書は全く読んだことはないですが。)これからも事典的に重宝しそう。2012/07/21
小町
1
素人向けの解説本を期待してたのに、オカルトチックな装丁が気になってしまった。2011/12/31
papaya
0
ユダヤ人とイスラエルに関する幅広い内容。豚は食べない 。牛は食べるけど、乳製品と一緒には食べない。鰭、うろこのある魚は食べるけど、それのない魚は食べない。ので、うなぎは食べない。など。DSが世界を支配している云々という話は出てこなかった。2022/06/18