内容説明
なぜ、アベノミクスは失速したのか?
どうして「ゼロ金利」「異次元緩和」でも経済は活性化しないのか―――?
資本主義の原点に遡り、近代経済学の限界からマルクス経済学の誤り、そして新自由主義経済の落とし穴までを多角的に検証―――。
“未来型”資本主義の新しい原理を提唱する。
「増税しても、経済成長できる」は、間違っている
安倍首相の賃上げ要請は、大恐慌の引き金を引いた?
電子マネー時代の到来による新しい危機とは?
規制が多く、社会の進展を妨げている日本政府
新しい繁栄の息吹が、この一冊に。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらじゃ
6
経済学がわからない財務省に税金が集まっているために、税金の無駄が発生し、財政赤字が生まれている。政府の一部は民間に売り飛ばした方がいい…なるほど、納得だ(笑)2014/12/08
はぴふる
3
面白くて一気に読めた。2014/12/09
かささぎのはし
2
前書きの「ケインズ経済学」「シュンペーター経済学」「マルクス経済学」「ハイエク経済学」を一言で書いているのを読むだけで呆然とする。とにかく、現代経済がわかりやすく、高度で濃い内容が書かれている。分かりやすいけれど、高度なので把握するのに時間はかかりそうだ。経済とは信用という目に見えないものでなりたっていて、今後の信用はどこにおかれるかというのが重要なこともわかった。そして、今後、創造が大事であり、創造にはインスピレーションが重要ということもわかる。未来予言の書ともいえると思う。ヒントは神様に祝福される経済2015/04/29
maaaacky
1
経済とか政治は苦手だと思っていたけど、すごくわかりやすかった。歴史的に見ても日本が今どういう状況にあるのか、なにをすべきなのかがわかった。2014/12/12
パングル
0
2014.12.4初版 経済学がここまでコンパクトに分かりやすく語られている本があるだろうか。 資本主義の未来にとって必要な行末が簡易な言葉でまとまっている。とっつきにくかった経済学もこれを機に少しずつ理解を深めたい。2020/05/17