小学館新書<br> 「誰にも書けない」アイドル論(小学館新書)

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小学館新書
「誰にも書けない」アイドル論(小学館新書)

  • 著者名:クリス松村【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 小学館(2014/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098252138

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内容説明

知っているようで、知らなかったことが満載。

2万枚にも及ぶレコードやCDの蒐集と、アイドルに関する知見では誰にも引けをとらないクリス松村さんが、自ら集めた膨大な資料と、実際に行ったコンサートなどの体験をもとに、アイドルとその時代背景について、データに基づきディープに分析。70年代のアイドル草創期、80年代前半の黄金期、80年代後半以降の冬の時代について、自らの人生とともに書き下ろしました。
山口百恵、松田聖子といったA級アイドルだけでなく、新井薫子やスターボーなどのB級、C級アイドルについても言及。松本隆や大滝詠一といった、アイドルを支えた作家陣についてもたっぷり書いています。
クリス松村さんのアイドルと音楽に関する知識の深さは、山下達郎、竹内まりや夫妻も認めるところ。そこで音楽情報サイト「ナタリー」に掲載された竹内まりやさんとクリスさんの対談も収録しました。
「え、そうだったの!?」「知らなかった!」という内容が満載で、アイドル評論家や音楽評論家にはけっして書けない、これまでになかった「アイドル論」です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

30
テーマは女性のソロ・アイドル。特に1980年代は各年デビューしたアイドルと傾向がよく分かる。芸能マネージャーをされていたのでタレントへの愛も感じられ、アイドルを否定した父親と教師に対する屈折した思いも語られる。縁遠い世界だけど楽しく読めた。女性ソロ・アイドルは70年代が助走期、80年代の中盤までが黄金期で88年には低調に。おニャン子等ターゲット限定派やニューミュージック系の侵食、市場の細分化に追われた形だ。「ザ・ベストテン」(78〜89年)を絶賛している。確かに凄い番組だったなあ。竹内まりやとの対談もあり2019/05/25

akinbo511

13
クリスさんが言うところのアイドル黄金期に10代だったのですが、こんなにたくさんの人がデビューしていたとは知りませんでした。当時のアイドルを記録資料としては、なかなかの内容なのではないのでしょうか。 2015/01/03

なつみかん

7
お昼の愛聴番組、高田文夫のビバリーヒルズの紹介から手に取りました。う〜ん、いいぞ!クリス松村によるアイドル論、この人の話なら納得出来る。2015/05/05

nadaha

7
クリス松村という人はただのオネェっぽいタレントかと思ってたけど、ここまで知識と熱意と持論のある人だとは意外だった。きちんとした知識の裏付けがあり、資料やデータもきちんと読んで且つ自分の意見もある。もちろん首肯しかねるところや自分の思い入れで語ってるところもあるけど、それを自覚的に論を進めてるのは好感が持てる。現代のヒットチャートの批判にきちんと自分なりの根拠、どう感じているのかを織り込めててこういう熱い論を展開できる人はすごく好きだなぁ、と。自分がなぜ熱中できたかってこともちゃんと書いてるもんなぁ。2014/09/11

まっちょん

5
確かにこの本はクリスさんにしか書けないです。アイドルだけの話にとどまらずその時代にあった背景、それが今日にどう変化をもたらしていくか…思わず読みながらへぇ~とつぶやいていました。これからも生き字引として情報を発信してほしいです。2015/02/02

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