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内容説明
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どこから力を生み出し、どう制御するのか? 携帯電話の“ブルブル”、ロボットを動かす人工筋肉、体内を自走する内視鏡、地中を掘り進むトンネル掘削機――。超精密なミクロの世界から、強力なパワーを要する重機・巨大構造物まで、「ものを動かし、操る」動力機構を図解で詳説。(ブルーバックス・2014年7月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
16
#感想歌 動力源動力伝達方式と範囲を広げ工学研究 網羅的アクチュエータ一覧すエネルギーと物理力と2017/09/23
calaf
10
アクチュエータ...聞いたことあるけど、改めて定義を聞かれると、微妙な言葉。それもそのはず、研究者の間でも個々人で微妙に範囲が異なっているらしい...ともかく、結構広範囲に取った場合のアクチュエータ(ある意味、物を動かし制御する仕組み)に対して、全体を俯瞰するような感じの解説をしている本でした。特に静電アクチュエータ(DMDとか)については、ほとんど全く知らなかったのでビックリでした。2014/08/19
onaka
5
ものすごく多様で生活の隅々にまで入り込んでいるアクチュエータの現在と人工筋肉やナノロボットににも繋がる未来がざっと眺められる。しかもサクッと読めるのが素人には嬉しい。最後の方に出てくるネズミや昆虫の心筋を培養してアクチュエータにするなんていう研究があるのも驚き。久々のブルーバックス、勉強になりました!2015/03/24
asanosatonoko
3
入門と書いてあってほんとにちゃんとした入門書になっている本は珍しい中、この本は入門書としてとてもよかった。専門的な説明のところは理解しきれない部分もあるが、そこを読み飛ばしてもアクチュエータが暮らしの中でどんな風に役立てられている技術か知ることができる。読者にアクチュエータを知って欲しいと真摯に書いた著者の意思が伝わってくる良本。2014/12/13
ImpactDrill
1
すごく面白いです。 モーターや油圧などの有名所を始めとして、聞いたこともなかったようなアクチュエータまで、「どういう原理で動いているか」「現在どのように使われているか」「今後どのように使われていくのか」がシンプルで分かりやすい文章で紹介されています。 これ読むまで、温度設定ができるお風呂の蛇口が形状記憶合金でできているなんて知りませんでした。2015/08/20