角川文庫<br> 死の発送 新装版

個数:1
紙書籍版価格
¥836
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
死の発送 新装版

  • 著者名:松本清張
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2014/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041013229

ファイル: /

内容説明

東北本線・五百川駅近くで死体入りトランクが発見された。被害者は東京の三流新聞編集長・山崎。しかし東京・田端駅からトランクを発送したのも山崎自身だった。競馬界を舞台に描く巨匠の本格長編推理小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

49
編集長・山崎がトランクの中で死体となって発見された!だが荷送人も山崎。この謎に挑む山崎の部下の底井。福島競馬も織り込みながら謎が解けてゆく・・・松本清張先生の本は本当に素晴らしい。難解な事柄も読者に分かりやすいように書いて下さっている。例えば初めの方にAという人が出てきてその後何十ページも経ってからまたA登場!ところでAって誰だっけ?の様な事がない!!!素晴らしい!!!2019/10/13

キムチ27

42
S59文庫の改版・・改めて時が流れている、押し入れの中のような香り(人権擁護からしたら不適切な表現etcと)名作「点と線」を踏襲している感が強い作品だけに、読み始めるとすぐにとんとんと展開。とは言うものの、トリックが2重3重で筆者の手管に乗っかるだけで些か物足りないエンド。時代背景からするとさもあらん≪下っ端役人・代議士・公金横領・金と女・不明金・・そして競馬≫~今でも一部キーワードは使えるかな?一気読みして、面白かった❕と言えるのはさすがの清張筆力!2018/05/25

シンシア

28
昭和の作品ですが、さすが松本清張。2023/01/21

gtn

23
夜行列車、競走馬の鉄道輸送等、ノスタルジック。ただ、時刻表による謎解きが複雑で、途中でどうでも良くなる。そこが本書の肝なのに。2023/04/22

asami

20
主人公の長~い推理が終わったと思ったら、急に犯人が自供を始める場面にいきなり変わったので、えっ!?となってしまった。 全然心理描写がなかったです。松本清張初めて読んだけど、他のもこんな感じなのかな?2014/06/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8048913
  • ご注意事項