内容説明
何十万・何百万の人間がネットワークを介してゲームをプレイし、オンラインで課金していく巨大なゲームシステム。そこから得られる膨大なユーザー動向データは貴重な資産です。データの分析とその活用は、コンテンツの質を維持・向上するために必要不可欠なプロセスです。ゲームのみならず、あらゆるサービスにおいてデータ分析は必須のものといえます。必要な基盤を構築し、即座にフィードバックできるシステムを整えていくことが、激しい競争下のこの業界を勝ち抜いていくための武器となるでしょう。
本書は、KLab株式会社のデータ分析チームが実際に現場で培ってきた技術・手法を丁寧に解説する一冊です。
目次
０１ スマホゲームとデータ分析
０２ データ分析の概論
０３ 利用する技術と処理フェーズ
０４ 分析システムの構築
０５ データ収集
０６ データ集計
０７ 可視化とレポーティング
０８ データ分析の応用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくみみ
5
ソーシャルゲームの分析についてKPIから分析基盤の基礎技術、データ収集、ビジュアライゼーションと一通り触れられた本。書籍でソシャゲ分析でこれほどひとまとめになった本は初めて読んだ。Klabならではの複数ゲームを共通で分析し、各タイトルに個別の担当者がつくなどの運営方法を興味深く読みました。ほとんどスマホに特化した話はないけどタイトルがこうなのは世の流れなんだろうなー。なお分析技術についても分析そのものも実際には色々試行錯誤な部分があるよな。2014/05/06
