内容説明
世界から年間1000万人を呼びこむ都市ドバイ。世界一の高さを誇るビル、街中どこでもつながるWi-Fiなど、先端的な近未来都市である一方で、そこに暮らす人々はイスラームの教えに忠実に生きていた! イスラーム世界に飛び込んだ日本人女性による体験記!
目次
第1章 誕生から葬式まで、信仰とともにある生活
第2章 食材と料理
第3章 イスラームの成立と制度
第4章 ラマダーン(断食月)体験
第5章 イスラームに基づく身なり
第6章 男女別々の社会
第7章 イスラーム教徒が日本を好きな理由
第8章 イスラームに対するありがちな誤解
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
161
(本書を手にする理由が重要だが、端折らざるを得ない。無念。)謎解き多きイスラーム。上手くいっていそうな事と、どうなって居るのって事知りたくて、先ずはここから。例えばラマダンをシステム化しているのって、オートファジー知ってた⁉︎ムハンマド、マジ預言者かよって思ってた。しかし、オイルマネー後だからかな?余り上手く無い様な。それ以前の暮らしぶりはどうだったんだろう。他にも個人的に知りたい不思議には迫れなかったな。 イスラームの人とは、習慣が違うだけで、仲良く出来そうに思ったな。相互理解と尊重だよね。2021/02/16
rakim
8
直にイスラム世界の人と関わってみなければわからないことがたくさんあるのね・・と思いました。収束の気配もつかめない中東情勢を思うと、宗教と紛争の関連に混乱してしまいます。・・・が、この本は異なった文化背景を持った世界を覗いた「滞在記」のように気軽な一冊。へぇ・・そんな習慣があるのね、案外柔軟な宗教感なのね、と知った部分もあり。2015/03/26
はるみかん
5
イスラーム教徒の人たちの価値観、文化はとても新鮮で、興味深かった。構えずにサクサク読める本。2014/05/10
hirayama46
4
はじめての松原直美。ドバイに住んだ経験を元に書いたエッセイに近い雰囲気の新書。文献を深く読み込む、という本ではないので、ひとつの実録もの的に役立つ一冊でした。イスラーム世界においてはおそらくは特殊な環境に近いドバイでの体験談ですが、なかなか興味深いことが多々ありました。最も先進的であろうイスラム圏の姿が垣間見えました。2019/04/17
りすこ
4
ドバイに行くので読んでみた。女の人ってイスラム世界では不自由だと思ってたけど、どちらかというと男の人に守ってもらえる存在なんだと。 電車の中の女性専用部分には本当に見えない壁があって一般は大混雑でも女性のほうはゆったり~顔を全くかくして旦那の手を取り歩いていく姿は、「ここで生まれた方が幸せだったかも。。」と独身女たち。(^^;案外自由は不自由だ。 あと犬がいなかった。あまり犬をペットとしないんだね。。 いろいろ知らなかったけど、ドバイは住みやすいと思う~~2018/03/08