文春e-book<br> アップル帝国の正体

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文春e-book
アップル帝国の正体

  • 著者名:後藤直義/森川潤
  • 価格 ¥1,152(本体¥1,048)
  • 文藝春秋(2013/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163763804
  • NDC分類:548.2

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"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

シャープ、ソニー、ソフトバンク、ヤマダ電機……日本企業は“植民地化”されていた!
アップルの真の姿とは? 経済ジャーナリストが迫る衝撃のドキュメント!紙と電子同時発売!!

スティーブ・ジョブズというカリスマの陰に隠されていた、アップルの真の「凄み」。それは時に獰猛な姿さえ見せてビジョンを実現する組織の「実行力」にある。ものづくり、流通、通信、音楽、家電量販店、携帯電話etc. 日本企業を翻弄するその手法を知る人は少ない。厚いベールに覆われた、「アップルの正体」に迫る!

プロローグ アップル帝国と日本の交叉点
第1章 アップルの「ものづくり」支配
第2章 家電量販店がひざまずくアップル
第3章 iPodは日本の音楽を殺したのか?
第4章 iPhone「依存症」携帯キャリアの桎梏(しっこく)
第5章 アップルが生んだ家電の共食い
第6章 アップル神話は永遠なのか
エピローグ アップルは日本を映し出す鏡

目次

プロローグ アップル帝国と日本の交叉点
第1章 アップルの「ものづくり」支配
第2章 家電量販店がひざまずくアップル
第3章 iPodは日本の音楽を殺したのか?
第4章 iPhone「依存症」携帯キャリアの桎梏
第5章 アップルが生んだ家電の共食い
第6章 アップル神話は永遠なのか
エピローグ アップルは日本を映し出す鏡

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

28
アップルと日本企業の関係など、かなりしっかりと取材した感あり。読み応えのある本でした。2013/10/17

kubottar

19
こういう本を読むとiPhoneを有難がるのは辞めたほうがいいとは思うけど、でも日本の製品で魅力的なモノがないのが悪いともいえる。ブランドを創ることはそれこそ死に物狂いなんだということがわかった。アップルに負けないためには技術よりも物語を創れる経営者が必要なんだよなあ。2017/01/19

田中寛一

14
iPhoneの新製品発売となれば常に行列の風景がニュースになっている。私はAndroid派だが、「正体」を読んでみたくなった。表紙デザインはアップルのリンゴマークに食われようとしている日本列島がドットで示されている。日本有数のシャープとかソニーなどがiPhoneの部品を提供し、アップルの戦略の前にガタガタにされていく経営状況が示されていく。そんなアップルも5の売れ行きに陰りも見え、「プラットフォーム」をもとに「端末で儲ける気がない」アマゾンやグーグルによる戦略がどう作用するのか。2013/10/26

スウィーニー校長

13
★★★☆☆ アップルの殿様商売の実態が書かれている。 2013年の本なので、状況が変わってるかもしれないが。 部品メーカー、販売店、通信キャリアに厳しく、利益を独占する体制。家電量販店に「利益はiphoneケースで出せ」と言い放ったエピソードは印象的。 圧倒的に魅力的な製品を出せなくなった時、 大きなしっぺ返しを喰らうのでは? って言うかアップル製品、そんなに魅力的か? ipod touchしか買ったことないが、正直使いづらかった。 アップル製品は過大評価されてると思うぞ。2019/01/19

けんた

11
約20年前、当時パソコンや液晶、携帯において強敵だった数々の日本企業からシェアをうばい急成長を遂げたアップル。その背景にあるのは衰退する日本企業。その1つがシャープ。アップルから液晶の受注を止められたことが大きな衰退の始まりである。またこの本は3年前に書かれたものであるが、台湾の鴻海精密工業がアップルのお得意さまでシャープの高い液晶技術に興味を示していることが書かれている。 アップルが世界を大きく変えていることは間違いないが10年後どうなっているかわからない。かつての日本企業がそうだったように。 2016/03/19

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