文春文庫<br> やんちゃな時代

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文春文庫
やんちゃな時代

  • 著者名:林真理子
  • 価格 ¥523(本体¥476)
  • 文藝春秋(2013/09発売)
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  • ISBN:9784167476427
  • NDC分類:914.6

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内容説明

ずっと昔、パリのレストランで見た光景を思い出す。若い男が中年の美しい女性の手を、ずっと握り続け、しきりに話しかけていたっけ。あんなことはフランスだけでのことと思っていたら、身近でもっとすごいことが起こっていた。(「コイ、ヨ、コイ」より)仕事は立派なのに、なぜか中途半端な女に熱をあげる愚かな男たちに腹を立て、往年のアイドル同士が手を取り合う姿に人生の妙味を感じ、世間を騒がせる歌舞伎界プリンスの大事件を鋭く考察する。イケメンと美女・究極の美味――抜群のセンスと好奇心で時代の最先端シーンをまるごと味わう作家・林真理子の「週刊文春」連載傑作人気エッセイ!

目次

まだ大丈夫
人の器量
ビッグになって…
商人
コイ、ヨ、コイ
そんなもん、ありました?
春の気配
トゲトゲしい
何してるの?
育った草食系〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばう

38
★★★私は結構ハヤシさんのエッセイが好きだ。ひょっとしたら小説よりエッセイの方を多く読んでいるかもしれない。エッセイはいつも読むのに時間がかかるのだけれど、ハヤシさんのエッセイはスイスイ読める。私はハヤシさんほど買い物しないし(そもそも財力が無い)ミーハーでもないし、あまり外は出歩かないけれど、きっと根本的なところで物に対する考え方が似ているのかも。ハヤシさんが美味しい物を食べていっぱいお買い物ができる様、微力ながらお手伝いさせて頂きたいのだけれど、すみません、殆ど図書館で借りて読ませて頂いてます。2015/06/11

なるみ(旧Narumi)

25
久々のマリコ先生節。タイトルの「やんちゃな時代」は海老蔵のエピソードからきたんだなぁ、と2010年の文春連載を振り返りました。2018/01/24

のぶのぶ

14
比較的、新しいエッセイ集、6年前の本。海老蔵さんのけんか事件、やんちゃ時代、民主党あれれと期待はずれだなとなっていた頃、、不況の時代、エッセイ集の80、90、00と読んできたので、バブル気とは、違うなあと思いました。お気に入りは表題の「やんちゃな時代」すごいのはないが私にもありました。やんちゃなままでも人気があり、やんちゃな方がいいと思われる世界もあるよなあ、ロック歌手なども。「ドリンク事情」、しばらく前は行儀が悪いことが、そうでなくなり当たり前になってきているもの多いなあ。昔の感覚、忘れたくない!!2015/01/10

ガミ

7
2010年から書き始めたエッセイであるため、当時の様子を想像しながら読みました。林さんとは世代は違いますが、ファブリーズのCMや市川海老蔵さんなど、話題が身近でしたね。様々な話題のなかでは、体育会の話が印象に残りました。正直、体育会系は私にとって苦手なタイプなのですが、応援部の話を読み、人間関係の作り方に関して納得するものがありました。苦手とは言いつつ、うらやましくも思っています。「イジメをなくす」についてはかなり難しいところですけどね苦笑。2017/08/22

みっちゃんondrums

6
2010年の週刊文春に掲載されたエッセイをまとめた文庫版。ミーハーおばさんっていう感じで軽い。79歳の母が好きで、読んでいた。たった5年前のことなのに遠いなあ。2015/04/29

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