内容説明
『あまちゃん』の生みの親、宮藤官九郎さん。本書は、セリフを書きセリフを覚えセリフを喋って20年、人生の半分をセリフと格闘してきた宮藤さんが耳にし、思わず「いまなんつった?」と振り向いてしまった言葉を綴ったエッセイ集です。TV・舞台・映画・音楽・家庭で耳にした名&迷セリフ111個! 天才脚本家の頭の中を覗き見た気になる(?)、オトクな1冊です。
目次
テレビの「いまなんつった?」
舞台の「いまなんつった?」
映画の「いまなんつった?」
音楽と日常の「いまなんつった?」
かんぱの「いまなんっつた?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
95
面白かったっす。再来年の大河ドラマも期待してますヨ。2016/11/30
優希
70
色んな場面で耳にした「え、なんつった?」を集めたコラムですね。セリフが仕事のクドカンですから、思わず振り返るようなセリフも拾っちゃうのかな。日常生活の中で出会ってるセリフばかりで軽いからか、肩の力を抜いて読むことができます。ワンパターンなので頭を使わないのも気楽です。2015/07/06
nyaoko
67
カンパちゃんの話が好きで、この1つ前のエッセイが貸し出し中だったけど、でも、これも先に読んでも面白いだろう!と踏んで借りてきました。クドカンさんとは歳も近いせいか、青春時代に影響を受けた映画や音楽や芝居には「それ見たかったやつだ〜」と言う思いです。つかこうへいさん、あぁ懐かしい。クドカンさんのお友達で一番面白かったのは中村獅童さん。ああいう役柄によくあたってるけど、演技とか、フリじゃなくて、滲み出る人柄がそのまま役に出てるんだと思ったら、これからもクドカン×中村獅童は目が離せないなぁと思いました。2016/08/02
まつこ
50
クドカン作品好きです。シリアスさと冗談の入混ざり方が絶妙。俳優としても好きです。この前のBORDERでの幽霊役ハマってました!そしてこのエッセイ。楽しいです。ダイアモンド✩ユカイさんや松田龍平さんの話はお二方の性格に触れ、吹き出してしまいました。お二方とも天然。あと『美しすぎる』って言葉について、常日頃思ってた事を書いて下さってて有難い!すぎるってなんなんでしょうねぇ(笑)2014/05/14
コダマ
30
NHKの不定期番組の「ねむいいね」に出演しているクドカンの話し方を見て、いったいどんな人なんだろうと思って読んだ本。あまちゃん以外作品を見たことないから作品の話されても分からん。ショットガンみたいな文章の書き方するなとイメージで読んでると筆者につられて、エネルギーを持っていかれる。疲れる。2014/05/06