幻冬舎時代小説文庫<br> 船手奉行さざなみ日記(一) 泣きの剣

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幻冬舎時代小説文庫
船手奉行さざなみ日記(一) 泣きの剣

  • 著者名:井川香四郎【著】
  • 価格 ¥677(本体¥616)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344419506

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内容説明

鎖国政策の終焉は、海域警備の重要度を上げた。かつて吹きだまりと揶揄された船出奉行所は、国防を担うまでの存在に。その筆頭与力に出世した早乙女薙左は、ある日、海岸線で妙な一団を見つける。密入国か? 調べ始めた薙左は裏で密命が蠢いていることを突き止めるが、少年時代に失踪した幼馴染みが絡んでいることも知り……。新シリーズ開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

89
船手奉行うたかた日記シリーズの8作目。船手奉行さざなみ日記シリーズ(第二期)の1作目。2012.12発行。字の大きさは…中。 かぶと船、親知らず、三尸(さんし)の虫、泣きの剣の4話。 早乙女薙左が船手奉行所同心から筆頭与力に昇進し、前船手奉行・戸田泰全の娘・静枝を嫁に貰い、息子・圭之助(4才)を授かる。 昨年暮れに戸田泰全から船手奉行になった串部左馬亮は、父の引きで出世の腰掛にしか考えていない。しかし、左馬亮の父・串部主計亮は、公金横領等で勘定奉行を失脚する。薙左が奉行所ないで動きやすくなり、これから…。2020/01/18

sken

5
っむぅぅ……ワシの読メ101冊目がこれかぁ。このシリーズの前身のうたかた日誌の方は何冊か読んだだけなんですが、その流れがないとそれほどたのしめないのかなぁ? 全体的にエピソードが散発的というか、なんかいろんな人物が絡んでは何となく進んでいくんですが、それぞれのキャラの魅力というか、つながりが今ひとつピンとこずに、なんかとりとめのない作品という印象だけが残りました。この作者さんの神楽坂咲花堂シリーズとか結構好きだったんですが、うだつ屋とか蔦屋とかこれは、ちょっとワシには合わないかなと、思ってしまいます。2013/04/12

あかんべ

3
前シリーズでは配属になった新人同人の薙左だったが、時がたち元奉行の一人娘と結婚して、筆頭与力に出世していた。今回やる気ない奉行に辞職宣言するが、次の話ではちゃっかりチャラになっている。武士にあるまじき。凧揚げだって江戸時代やたらに上げられなかったはず?2013/11/23

sai

1
船手奉行シリーズも読んだほうがいいのかな?2013/02/20

松風

0
うたかた日記シリーズを先に読むべきだったのだろうが、挿入されている説明で登場人物の関係はわかった。しかし、この一冊だけでひきこまれる人物造形、ストーリー展開でもないかも。前シリーズから読んでみるつもり。2013/10/27

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