文春文庫<br> 麻布暗闇坂殺人事件 - 耳袋秘帖

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文春文庫
麻布暗闇坂殺人事件 - 耳袋秘帖

  • 著者名:風野真知雄
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 文藝春秋(2013/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167779160
  • NDC分類:913.6

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内容説明

坂の町・麻布──昼もなお暗き暗闇坂で大八車が暴走し、若い娘が亡くなった。やがて、麻布七不思議・お化け椿の下に怪しい影があらわれて……。坂の上の富豪たちを坂の下の貧しき者が見上げた時、悲しき怨嗟が凶悪犯罪を呼び寄せる! 事件の鍵を握るのは降霊術の女か? 江戸版「天国と地獄」! 勘定組頭時代の根岸肥前が消えた年貢の謎を解く「宮仕え」を新収録。殺人事件シリーズ第8弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hugo Grove

16
いい男(女)なのに薄幸な人っているよね。芋洗坂に暗闇坂、仙台坂今でも残ってるよね。この時代は闇深い田舎だったんだろうな。2018/01/27

Hugo Grove

14
再読2018/11/23

Hugo Grove

9
再読2018/02/05

たち

8
今では、おしゃれな店が並び、ビルの林立する麻布界隈ですが、江戸時代は狐狸妖怪の跋扈する坂の街だったのでしょうね。当時の人が今の麻布を見たら椿の花の色が変わるよりびっくりするだろうな~。2016/04/25

moon-shot

5
暗闇坂と言えば、島田荘司さんの奇想天外トリックの作品が有名ですけど、あちらは横浜の暗闇坂。こちらはお江戸の暗闇坂。急坂で大八車が暴走して死人が出たことをきっかけに話が次々と繋がっていく連作短編集。耳袋の著者で有名な南町奉行根岸肥前守が主人公だけあって、実際に記録された奇談も引用しつつ、合理的解釈と本物の怪異がほどよく混じった味わい。そこそこ面白いのに割とマイナーな存在なのは、風野さんの文体があっさりめで派手なシーンが少ないからか。南町奉行シリーズは今でも新作が出ているので、ポツポツ読んでいこうと思います。2024/04/13

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