内容説明
王子警察署生活安全課に勤務する南條達也は、殺されたはずの恋人・真理子が実は生きていたことを知る。だが九年ぶりの再会を果たそうとした瞬間、真理子は南條の目の前で何者かに拉致されてしまう。同じ頃、在日中国大使館の正門にダンプカーが激突。運転席の足もとには、人間の死体が横たえられていた。復讐と贖罪を描く大人気警察小説最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YH
5
これ以上長いとさすがに、と思っていたけど、なんだかちょっと尻すぼみ感が否めない。登場人物も多く、しかも過去に曰くある人物がかなりいたため、収拾がつかなくなった感があるように思えた。しかし、まだ作品が少ない作家にここまでの長編を書かせることをOKする幻冬舎って太っ腹だなあ。2012/06/11
terukravitz
3
図書館本★☆☆☆☆2022/12/03
クルミ
3
これが最後ですね。中国の政治家まで出てきて、どうなるか?と思いました。留学時代の恨みをここまで持ち続けて、一方は国の為にと。南條は頑張ったと思うけれど、沢山の人が犠牲になってしまった。ヤクザも怖いけれど、警察組織も怖い。2018/09/02
YH
2
ユキとか財前のエピソードはいらないような感じ。あと最終巻は人があっさり死に過ぎ。再読すると粗が目立つ。 2019/09/28
yukiko.k
1
終わった〜、沢山のキャラクターがでてきすぎで一つのお話に使ってしまうのはもったいなかったかも〜。こんなにシリーズで冊数出せるなら、違う作品で登場人物リンクするみたいな方式の方が良かったなぁ。でないと、一人一人がそこそこストーリー持っているわりに感情移入する前に別のキャラクターがでてきちゃったみたいに感じる。まぁ、でも面白かったです。2017/07/23