内容説明
本書でお嬢さま言葉を遊ぶうちに、あなたは、ほんとうにお嬢さまになってしまうかもしれません。
そう、お嬢さまことばを身につける最大の効用は、気品ある美しい顔立ちになれることなのかも。
1995年の発売以来、TV、雑誌でも多数紹介された話題の書、待望の新装版。
笑いながら読むだけで、お上品な言葉遣いと気品が自然に身についてしまうのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction@感想は気まぐれに
34
なぜ、友人はわたくしにこの本をお貸しくださったのでしょう。「箸休め的にでも読んでみて」と手渡されましたの。わたくしの言葉遣いが気になったのでしょうか? わたくしにお嬢様になれと? 半信半疑で読みましたわ。わたくしにはご縁のないご本かと思いまして。ところがいかがなものかしら。大変面白く、楽しいお時間をいただきましたの。いまの流行りに乗って声に出して読みましたら…まるで『謎解きはディナーのあとで』の世界になりましてよ。心得的なこととお嬢様の世界を感じることはできたかしら。貸していただき、ありがとう存じますわ。2014/10/18
♪みどりpiyopiyo♪
29
社会に出たての頃、人付き合いが不器用すぎて、言葉の裏とか全然分からないし敬語とかいまいちピンとこないけど大人なんだしちゃんとしなくちゃ!って思って、本をいっぱい読みました。■この本は『婉曲的なけなしの術』が一覧になっててびっくり! それまで、悪口に同席させられてると気付かず、みんなで褒めてるのかと思って「そーですよねー(能天気に!)」とか言っちゃってた事に気付いて冷や汗かきました。■どんなに婉曲的な言葉を使っても、些細なことで人を蔑む卑しさは消せないよね。「世間は広いなー」と感じた本でした。
朝比奈さん
28
読んでおいて何なのだが、この本の読者層と選書動機が知りたい。 要所要所で吹き出してしまったのだが、リアクションとしては間違いなのだろう。 だって、実践の心得5「(お嬢様言葉を)自信をもって使う、どうせ相手もお嬢様ではないから」って・・・ミモフタモナイコトヲ。でも解説の「気品の定義」は良かった。とりあえず明日からおっとり喋ってみよう。2017/02/04
馨
28
読みやすくわかりやすく可愛いので、一時期バイブル的に読みました。
りりす
27
同著者『気品のルール』は、偏った気品観外の人を馬鹿にしてると感じたんですが、この本は素敵です。何なら笑えます。まず、速修してもほぼ使えない!「珈琲が欲しい時は何と言えば?」という質問に「珈琲でなく紅茶を飲むのがお嬢様でございます(略)紅茶が好きで無い方はお嬢様を装うのはお諦めになった方がよろしいでしょう」って…そんな殺生な。他にも「お嬢様言葉ではっきり話せば、人は貴方を育ちの良い、少々面白い方だと思うでしょう」「不慮の事故こそゆったりと。相手が何とかしてくれます」等。面白いから見習いたい所存で御座います。2015/02/03