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内容説明
部下やチームのパフォーマンス、子どもたちの運動や学力を向上させたいと思ったら、なによりポジティブな思考法を植えつけることが大切。自分で考えて出した答えには、情熱を傾けて、最大限の努力をするもの。日本のプロ野球のみならず、日本人初のメジャーリーグのコーチとして活躍した著者が、コーチングの最新の知見を踏まえ、やる気を高めて潜在力を最大限に引き出すメソッドを公開する。スポーツで、仕事で、家庭で、役立つ一冊。
目次
第1章 ポジティブな指示で潜在力を引き出す
第2章 悪いコーチング、いいコーチング
第3章 潜在力を引き出す目標設定の秘訣
第4章 強い組織をつくる法則
第5章 メジャーリーグで学んだコーチング
第6章 コーチングを教育に活かす
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YOS1968
10
プロの「コンディショニング・コーチ」として23年間活躍してきた第一人者の本である。合理的なトレーニングを求めて高い向上心が綴られる。吉井や野茂と影響を与え合ってパイオニアとしての地位を獲得していく経緯は面白かった。職業哲学として妥協しない姿勢は格好いい。2012/08/25
Kaz
8
ロッテのコーチをしていたころから、大好きだった立花さんの本。彼の説くコーチング理論を、少しでも多くの指導者に知って貰いたい。私も実践しようとしているのですが、読んでいると、まだまだ未熟だなと思うことが多々ありました。何度も繰り返し読みたい本です。2012/05/17
イシカワ姐さん
6
メンタル本として役に立つ本のひとつだと思います。著者のことは知りませんでしたが。2016/05/03
太鼓
6
好きになれ。自主的に取り組め。勝ち負けにこだわるな。一生懸命やれば周りが見ていてくれる。人間は「ここでいいや」と思うと堕落が始まる―。すでに実績を残していた野茂が、さらに上を目指しているのを知ったのがキャリアの曲がり角、という話が面白かった。そのとき、野茂のつぶやきを耳にしなかったら、今の自分はないという話し。常に上を目指さなければ、落ちていく一方なのだ。2014/07/29
おくりゆう
6
「コンディショニング・コーチ」という立場に興味があり、購入。中には耳が痛くなる内容(具体的には「嫌なことから手をつける」…)もありますが、全体的に分かりやすい文章で説得力の高いコーチング術が述べられており、納得できる内容でした。余談ですが、D君って広島の内野手…?2012/10/28