頭の回転数を上げる45の方法

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

頭の回転数を上げる45の方法

  • ISBN:9784799311257

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

素アタマ=知的運用能力をぴかぴかに磨く45のトレーニング
スキルアップ本や仕事術本を100冊読むより、本書でビジネス思考の「型」を学び、自分の頭で考える習慣をつけよう!
本書の著者は、かたや税務会計のプロフェッショナルで、かたやソフトウェア開発の辣腕プロジェクトマネジャー。分野は異なるが、それぞれビジネスの現場に身を置きながら、数多くの場面に遭遇し、多くのビジネスパーソンたちに出会ってきた。
そんななかで気がついたのは、どんな局面にあっても必ず成果を出す人と、そうでない人がいるということ。その違いは、いったいどこにあるのだろう?
それは知識やスキルの量などではなく、知識やスキルを運用する「頭の土台の性能」にある、というのが2人の結論だ。コンピュータにたとえれば、知識やスキルがアプリケーションソフトウェアであるのに対し、それを運用する土台(=頭)はOSであるといえよう。頭の回転が速い人は、このOSレベルの能力が高いのだ。これら土台の性能が低ければ、いくら知識やスキルを集めても成果を上げることは難しい。
この土台のことを、本書では「素アタマ」と呼ぶ。「素アタマ」とは知識やスキルの基盤であり、それらを運用する知的運用能力をさす。「素アタマ」のいい人は、どんな分野でも成果を出すことができる。
本書では、「素アタマ」のいい人の思考習慣やマインドを45項目にわたり紹介する。これらは知識やスキルと違い、一朝一夕に獲得できるものではないかもしれない。しかし一歩一歩鍛錬を積み重ねることで、その「運用能力」をひとたび身につければ、ビジネスパーソンとしてのステージは必ずや上がるはずだ。

目次

守(心構えを知る 基礎を鍛錬する 問題に取り組む)
破(先を読む 作戦を立てる 常識を疑う)
離(次元を上げる 場を読む、人を知る)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

51
仕事に取り組む人のみならず、日々の生活や人生の諸課題への対応についても、それなりに参考になること多数。アイディア想起のためには不断のインプットを推奨する一方で、インプットよりアウトプット重視と一見矛盾対立する項目もあるが、状況に応じ使い分けて柔らか頭でとの意かな。茶道の「守・破・離」の3つのフェーズ45項目の中に簡潔ながら濃密なエキスが収められている。過酷な制約条件がある事は当たり前と覚悟する。トレードオフを疑う。もう一歩先に行くヒントも豊富、ものぐさで惰性に陥りやすい我が身を顧みつつ、早速試してみたい。2024/02/26

みこ

17
特記するほどのことは無い普通の自己啓発本。頭の回転の速い人はこうしている、ああしているといった記述が目立つ。早くない回転数を上げる具体的な方法は書いてない。最後が組織論で締めてしまったところもいただけない。しいて言えば、多角的な視野で物事を考えるようにすると回転は多少早くなるかも。「守破離」の考えに基づいて構成されているのでスラスラと読みやすい点は評価できるが、この手の本をスラスラ読んでしまうのは良いことなのか悪いことなのか。2019/06/08

maito/まいと

11
タイトル見ると、思考速度が上がる方法でも書いているのか、と思ったが、ちょっと違った。従来の思考法や発想、見方やとらえ方を変えてみようという内容で、それはそれでタメいはなった。ただ、要素としてはそれほど目新しいものはなく、書かれている事例は比較的古典的(他でも出てくることの多い)事例が多い。タイトルのような効果を期待するのはちょっと厳しいかも。2017/01/17

メタボン

11
☆☆☆ 当事者意識を持つ、心で覚える、問題は自分で探し自分で考える、なんとなくという部分をきちんと言葉にする、解決策を複数用意する、エレベーターの待ち時間が長いことを解決するためにはエレベーターだけにとらわれない(待ち時間を感じさせないという解決方法もある)つまり問題の領域を広くとらえる、全体最適部分最適をバランス良く考える(サプライチェーンマネジメントはまさにこれ)、といったことが参考になった。2015/01/06

わった

8
前半は、考え方を変え、仕事の時間を設定して…など、頭の回転に関わっていそうなアドバイスが多々ありました。しかし、後半に入ってから、経営やら企業やら、人はどういう人を採用するかとか、自分の評価を上げる方法みたいな、テクニック部分にスポットが当てられていて、「私は今何を読んでたんだっけ?」状態でした。カタカナ語が多すぎて読みにくい部分もありました。 序盤メモ取りながら読んでましたが途中でメモするのをやめました。わたしが求めていた内容の本ではありませんでした、残念。2021/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4623502
  • ご注意事項