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内容説明
人に会うのが怖い、あがり症、話ベタ……“コミュニケーション弱者”救済の書。あらゆる相手との会話で最も重要かつ成功の鍵を握るのは、優れた話術でも芸でもお笑いのネタでもなく、要所とタイミングを外さない「最初のひと言」だ。各界のトップたちにインタビュー取材を続け、他方で僧籍を持ち、さらに空手家として武道にも精通する著者が、社会人なら避けては通れないあらゆる場面での会話を制する、“最強のひと言”を伝授!【光文社新書】
目次
第1章 初対面で相手の心をつかむ最初のひと言(「ひと言ご挨拶させていただきます」 天気、季節、場所の三つを押さえろ! ほか)<br/>第2章 困った!ときの最初のひと言(「これはご無礼いたしました」 「もう一度チャンスをください」 ほか)<br/>第3章 言ってはいけない最初のひと言(「お忙しいですか?」 「とんでもございません」 ほか)<br/>第4章 ビジネスに使える最初のひと言(「近くまで行く用事があるんですが」 “「同」のマジック” ほか)<br/>第5章 会話を盛り上げる最初のひと言(「笑顔」と「笑う」の違い “訊く坊”になるな! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
19
☆☆☆ ヤクザの交渉術が多くてちょっと閉口するも、なかなか人間の心理をついていて面白かった。禁句なのは「お忙しいですか?」「遅刻の言い訳」「第三者に対するぞんざいな言葉」。こころがけたいこと、「イエス・ノーでは答えられない質問をする」「ひたすらうなずく」「なぜなぜと聞きまくらない」「語尾のです・ますをはっきりと」。2018/08/15
りえまま
10
会話が弾むかどうかは、最初のひと言、『つかみ』で勝負なんですね。 会う事がわかっていたら、ある程度その人の、人となりをわかっておいた方が、話の幅が広がる。"徹子の部屋"が長寿番組である事は、徹子さんの努力が大きいのだと思った。2015/02/15
けほんこ
8
読みました! え……結局20割中の 9割やんか…… っと突っ込んで見る(笑) だって最後のところに、 最初と最後が同じぐらい大事って なってたんですもん(笑) ま、この時代は 「〇〇が9割」ってタイトルが 流行っていた時代なんでしょうね…… しかしながら、 内容すごく良かったです。 なんせ文章が読みやすく楽しかった。 そしてそのメソッドが、ヤクザとか ホステスとかホストとか……。 ま、そこを否定的に見る人も 多いでしょうが、 例題にその方々の会話が 取り上げられており…… 斬新でした。2017/02/20
毒ドーナツを食べたいな
5
タイトルをつけた編集者の勝ち◆これまで社会の礼儀を身につける機会がなかったひとにはお薦めできます◆ほぼ一般的なマナーのことしか書いていないので学生の方が読むと社会に出ることが億劫になるのではないかと心配になります。2015/03/04
イズ
4
ビジネスマン向けの会話術がまとめられている本。将来営業職を目指している人たちは一読する価値は大いにあると思う!題材を元に例を上げ、しっかりと理論的に説明してくれているため非常にわかりやすく面白かった。2019/07/31