文春文庫<br> 王子狐火殺人事件 - 耳袋秘帖

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文春文庫
王子狐火殺人事件 - 耳袋秘帖

  • 著者名:風野真知雄
  • 価格 ¥621(本体¥565)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
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  • ISBN:9784167779054
  • NDC分類:913.6

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内容説明

玉子焼きで名高い料亭、王子の扇屋で祝言をあげる直前の花嫁が失踪。しばらくして装束(しょうぞく)榎のそばで、狐面をつけて花嫁衣装を着て死んでいる、別の若い女が見つかる。江戸の各地でも次々に狐面の女の死体が──。「稲荷の巫女は嫁には行けぬ 王子の狐が殺しに行くぞ はま」という奇怪な絵馬は何を意味するのか? 栗田と坂巻の名コンビが帰ってきた! 南町奉行・根岸肥前守の勘が冴えわたる「耳袋秘帖」殺人事件シリーズ第11弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

52
王子で祝言直前に花嫁が姿を消し、まもなく近くの木の根元で狐面をつけた花嫁姿の女の死体が発見される。だが死体は失踪した花嫁ではなかった。さらに江戸でも同様の殺人事件が続発する。変な騒動、不思議な事件を絡めながら南町奉行根岸肥前守はじめ坂巻弥三郎、栗田次郎左衛門らが真相を探っていく。中盤まではちょっと退屈な展開でしたが、まさかあんな切ない結末になるとは。坂巻弥三郎、ホントいい奴だなあ。2024/10/11

26
今までと違う出版社、同じシリーズなのに紙の感じが違って違和感が(^^;そんなことも読むに含まれてたのね(@_@)今作は、お話しの結末が悲しすぎでした(>_<)2016/07/12

baba

23
お馴染み根岸肥前守が怪異を解明する。途中で小さな事件を織り込みながら大きな事件へと興味を持たせて繋がっていく。松平定信との交流や肥前守の人柄などに触れながらの人情裁きにサクサクと面白く読む。2016/02/28

たち

19
狐の面をつけた稲荷の巫女たちが、次々と殺されていく事件と同時進行で江戸の町に起こる怪異が面白かったです。特に「人が犬を」の真相が笑えました。ただし、最後にわかる巫女殺しの真相は哀れで救いがなかったかな・・・。2016/01/19

Hugo Grove

15
うーん、動機が弱い。最後もちょっと拍子抜け。でも犬の話は面白かった。ご近所には絶対住みたくないけど。2017/11/25

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