内容説明
フェイスブックの若き天才CEO、マーク・ザッカーバーグ。彼が掲げる「フェイスブックで世界をもっとオープンな場所にする!」という揺るぎないビジョンと魅力に、ハーバード大の仲間やシリコンバレーの起業家、ベンチャーキャピタル、大企業の経営者たちが次々と吸い寄せられる。プログラマーはザッカーバーグとともに徹夜でサービスをつくり、ナップスター創業者のション・パーカーは入社し、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOやヤフーはどうにかして買収しようと、躍起になる・・・。26歳の天才CEOの成功と苦悩、そして野望を生き生きと描き出す、ベテランジャーナリストの徹底取材による至極のノンフィクション。
目次
すべての始まり
パロアルト
フェイスブック以前
2004年、秋
投資家
本物の企業へ
2005年、秋
CEOの試練
2006年
プライバシー
プラットフォーム
150億ドル
金を稼ぐ
フェイスブックと世界
世界の仕組みを変える
フェイスブックの進化
未来へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
284
中々ないサクセスストーリーだなと感じた。ザッカーバーグの生き様に触れられた気がした。しかし長いな。2016/02/02
たー
37
最近自分自身がFacebookに登録したので読んでみた。学生のお遊びから世界的なSNSに成長するまでの過程がよく分かり興味深い。と同時に日本ではこういう企業は生まれにくいだろうなぁとも感じた。あと自分がイマイチ使いこなせない理由も分かった気がした。(ちょっと長すぎで後半読み進むのがしんどい)2011/07/31
壱萬弐仟縁
25
2010年初出。 レビューが千の位とは注目度合が桁違いだ。 注文としては、YouTubeには既にサムアップとダウンがある。 ダウンの場合、「良くないね・・・」っていうボタンが あればいいんだけどね。 ザッカーバーグは論理的に考える。 筆跡は几帳面(15頁)。 ポーク(33頁他)では、僕はある方から、 1日1回でいいよ、とメッセージをもらった。 ポーク返しはうざい時があるのかな。 成功要因は、大学発ということ(46頁)。 便所飯というのを聞くと、ちょっと大学生も コミュニケーション能力が問われるところ。 2014/05/13
おーしつ
22
「本当の自分にならない限りフェイスブックにはいられない」 序盤のフェイスブック創世記には引きこまれたが、中盤の投資の話は個人的には退屈。 多くの人脈と資金を、会社や魂を売らずに得たことに紙幅を割くのは当然だけど あまりにも飛び交う金額の数字に実感が湧かなくて(笑) SNSとしての登場のタイミング、初期段階でショーン・パーカーを社長に迎えられた点、そしてザッカーバーグの信念。 それら要因での成功が、文化の枠を越え政治的な役割をも担うようになった今、プライバシーや公正さという問題をどう乗り越えていくのか。2011/03/09
赤星琢哉
21
おもろいな〜。強い信念と柔軟な対応力や。2013/03/10