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内容説明
図解の手法を使って、わかりやすくドラッカーの全仕事を読みとける貴重な1冊。ドラッカーの全仕事を「個人」「組織」「社会」の3つの観点から整理し、それぞれがどういう関係でつながっているかを読み解いていきます。これまで原著をあたって失敗した方、『もしドラ』を読んでもっと勉強したいと思った方にぴったりです!
目次
プロローグ ドラッカー理論の前に図解の基本を理解する
第1章 「プロフェッショナル」をめざす
第2章 組織と個人の関係を押さえる
第3章 マネジメントの本質を知る
第4章 企業社会の論理と倫理に注目する
第5章 ネクスト・ソサエティを展望する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
86
ドラッカーの『イノベーション(Innovation)にはリスクが伴う。しかし、イノベーションを行わないことのほうがリスクが大きい。イノベーター(Innovator)はリスクを明らかにし、それを最小限にする。だからイノベーターは保守的な人である』という箴言をテーマに著された1冊。手っ取り早くドラッカーを知るに最適な本書といえるのであろう。題名どおり多くの図解を用いて、経済学者としてのドラッカーというより、現在倫理・社会哲学者としてのドラッカーを色濃く描かれた本書で、ドラッカーの初心者には必読の書であろう。2016/01/25
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
50
ビジネス理論の巨人ドラッカーの入門書という側面と、図解を学ぶビジネステキストという側面を持ったお得な本。ドラッカー理論については、本当のアウトラインを紹介しているだけなので、本書をとっかかりとしてさらに学んでいかないと、なかなか行動に結び付けていくことはできないでしょうね。むしろ図解の方法論を学ぶのに適した本だと思いました。あまりにも存在感が大きいため、僕の周囲にはドラッカーを否定的にみる人間も少なくありませんが、理論の根本に人間主体の考え方があるのが色あせない理由の一つなのではないかと思います。2014/10/04
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
13
再読。気分転換に。「イノベーターはリスクを明らかにし、それを最小限にする。だからイノベーターは保守的な人である」読書時に書籍に寄るがノートに図解引用は実行している。(理解、疑問、反論)時間の使い方(記録、分析、纏め)外的、内的要因を把握。優先順位(集中、改善、勉強)を明らかに。知的生産サイクルは楽しみながら実行中。学習到達度(理解、企画、伝達)8割出来たら次へ。「成し遂げる能力は習慣的な力」意見の不一致は選択肢の存在。「一貫性、言動一致が信頼を生む」パラレルキャリア。有機的な関係性。2015/01/08
モッタ
12
★★★☆☆ ドラッカーの理論を図で簡単に説明されている。ドラッカーと松下幸之助の考え方は非常によく似ているなとつくづく感じる。ドラッカーがイノベーションといえば、松下幸之助は日に新たという。ドラッカーが企業の社会的役割を説けば、松下幸之助は企業の目的を社会貢献と語る。松下幸之助の著書は数冊読んだので、次はドラッカーの著書を数冊読んでみたい。2012/05/27
ぺぱごじら
11
ドラッカー入門書。というよりガイドブックかな。ドラッカーは一連の書物で何を書いているのかという理解を手っ取り早くするにはいいです。図解思考のパターンは、この本に示されているものが常に「自分にとっての正解」ではないので、囚われすぎないで「自分ならこういう理解」という見識を持つことが大切。これを読んでおくと、ドラッカーは「迷ったり分からないことがあるときに辞書のように使うもの」ということがわかる。2010/10/27