内容説明
「大人の『人見知り』はなぜおこる?」「親しくなれない相手には、どうすればいい?」 ビジネスから恋愛、友人関係まで、人間関係にまつわる心理のポイントを、ほのぼのマンガとともに楽しく深く解き明かす心理学の入門書! 心の動きは、複雑だけどおもしろい! たとえば好きな相手に意地悪をし、好きでもない相手に「好き」と言ってしまうこともある。友人たちと騒いでいると、とても楽しいと思う反面、とつぜん空しさや寂しさに襲われる。これらの行動には理由があり、人には同一の思考パターンや行動の法則があるのだ! だから心理学を学んでいると相手の行動が理解でき、言動の裏が見えてくる。その結果、人間関係の悩みが軽くなり、おだやかな人間関係を構築しやすくなるのだ。活用してこそ価値がある心理学のポイントが一冊で手に取るようにわかる本である。
目次
1章 出会いの心理学(人はなぜ友人をつくろうとするのか?(親和欲求)
第一印象は極めて重要(初頭効果) ほか)
2章 関係を深める心理学(なかなか人と親しくなれない人(自己開示)
どうすれば相手に好かれるのか?(パーソナル・スペース) ほか)
3章 やり直しの心理学(なぜ「好きな人」と「嫌いな人」がいるのか? 対人トラブルの種類 ほか)
4章 相手の心を知る心理学、気持ちを伝える心理学(ノンバーバル・コミュニケーションの重要性 ノンバーバル・コミュニケーションの発達 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
12
キャラクターの可愛らしさと、「心理学」という敷居の高そうなタイトルとのミスマッチに惹かれて購入(笑)やはり専門用語が随所で出てきて、難しく感じる箇所はあるものの、左ページの漫画が面白いので癒やされる(笑)。各キャラクターも、可愛いだけではなく、基の動物の性格や色が工夫されており、その与える印象が既に本書の内容とマッチしているので知らず知らずのうちにイメージされ定着していく作りになっている。おそらく心理学で言えば初歩なのだろうけど日常で取り入れたい要素がたくさん詰まっているのでゆる~く実践してみたい。2012/06/07
Artemis
11
一般的なよく耳にする心理学。 ただ理屈でわかっていても、相手が期待通りに動かないとイライラしたり、苦手な人には苦手意識を持ったり、感情が挟まる分そううまくコントロールできるわけではない。ただ知っておくと、感情が乱れている自分を冷静に見ることはできる。 2023/03/28
ぱんにゃー
11
小手先のテクニックとして使うと痛い目に遭う事をココロアラ君が教えてくれます。ありがとうございます。 または、とことん理論武装すると上手くいくでしょう。ただし、自分もいつの間にか嫌な人側になっていることでしょう。注意注意!2013/09/18
みっき
6
ほのぼのしたキャラクターの漫画が分かりやすい。心理学初心者の自分にはちょうど良い感じ。心理学とは関係ないけど『上司が思い付きでめんどくさい事押し付けてくる』で笑った。あとがきの『心理学は人間関係の特効薬ではない』という言葉がぐっとくる。2021/04/06
BEAN STARK
4
漫画で読みやすくキャラクターが面白い。色によって印象が違うのでシチュエーションによって配色を決めるのが参考になった。2012/02/20