内容説明
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日本の自然と伝統文化をこよなく愛するイギリス人女性ベニシア。京都・大原の里山で13年間庭を作りながら暮らし、少しずつ見えてきた、植物の力、環境保全や食の安全のこと、これからの教育や職業の選択などについて語るエッセイ集。ベニシアが日々大切にしている言葉の数々を、イラストとともに入れました。（英語原文付き）
目次
第１章 私の小さな農家と庭
第２章 ハーブから元気をもらう
第３章 ハーブに導かれて
第４章 妖精が棲む大原の自然を次世代に
第５章 生き方の選択
第６章 新鮮で安心できる食べ物
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けろりん
59
たくさんの緑に囲まれた古民家の縁側で、絣のもんぺ風ずぼんを着て微笑む女性。NHKの番組でお馴染みの、ベニシアさんの、京都大原の里山暮らしが、エッセイで紹介されています。美しく愛情に溢れる写真は、もちろん、夫君の梶山正さん。翻訳も正さんとの事で、流麗な文章は、お二人の共同作業の成果と感じ入りました。伝統と新風が共存する京都を愛し、自らもお庭でハーブを育て、なるべく手作り、リサイクル可能な品を選んで丁寧な生活を送る真意は、ご自身の為のみならず、未来の環境を見据えての行動。素敵なベニシアさんのご健康を祈ります。2021/07/08
モリー
51
直感に従って購入してた本です。皆様にもお勧めしたいです。私は、自分の理想とする生き方の手本を手に入れました。これから何度もこの本を開くことになるでしょう。2019/07/28
seeds
17
NHKの番組『猫のしっぽ カエルの手』をはじめて観たのは今から何年前でしょうか、、。庭造りが大好きで自然の物を大切に暮らしているかた、人柄もそれらがにじみでているようで気さくな感じ。それがベニシアさんにもった印象でした。いつしか大原の自然に囲まれた暮らしに憧れると 同時に自分が幼少期に過ごした田舎での生活、畑で作物や花を育てる暮らし、そういった風景が実はすごく宝物だったのだと気づかせてもらいました。 今の生活も過去の日々も肯定的に捉えるようにしてくれる彼女の存在は大きいです。 2019/08/10
ナナホシ
17
ＮＨＫの番組でベニシアさんを知ってからいつも癒されながら視聴していました。その方の著書なので楽しみに読みました。イメージしていた内容と少し違いましたが、ベニシアさんのスローライフが垣間見れて良かったです。何年か前からメディカルハーブについて気になっていたので、興味深く読みました。レモンバームの梅酒、ちょうど梅の仕込みシーズンだったはずなので是非作ってみたい♪2015/06/05
しおり
15
ハーブや草花など自然との共存を望み、京都市大原で居を構えたベニシアさんの暮らしが心地よい。ハーブを生かした生活、大原での人とふれあい、若い頃の旅先のインドで培った考え。見た目だけの美や便利さにとらわれないベニシアさんが素敵です。2019/08/09
