内容説明
私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園(かどうか最近微妙)。登場時は儚げな年下美少女だったはずが、最近取り返しのつかないことになってきた真冬をメインヒロインに送る長編第四巻。やっべ、ついに来ちゃった? ライトノベル的展開! 他にも会長がツチノコを探してみたり、杉崎がプロポーズしてみたり。うん、見事なまでにいつも通りだね!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
36
「読書する生徒会」「将来を考える生徒会」「雑学を披露する生徒会」「生徒会ラジオ再び」「会長に勉強を教える生徒会」「学園祭について話し合う生徒会」「宣言する姉妹」「生徒会シリーズをヒットさせるには」等、今回も笑わせられました。今巻では椎名姉妹(特に真冬)にとって大きな変化があった巻でした。それぞれ大切な思いを抱く姉妹がこれからどうなっていくのかが楽しみです。しかし、杉崎が生殺しというか、すげー大切な言葉を言ってもらったのに可哀想すぎる(笑)。会長の「もう豆腐には騙されない」が気になりすぎる。一体何があった…
とら
23
鍵は何だかんだ言ってラノベの主人公の性質を持っているなぁ。物語も少しずつ進んできて、雑談だけじゃなくてそっちも楽しみ。2011/04/08
Yobata
22
今回は、夢を語ったり、再び放送室を占拠したり、学園祭の方針決めで駄弁る。真冬ちゃんがどんどん腐っていくねぇ~w初登場の時とはもはや別人wインドアの達人になっちゃってるけど、断然こっちのほうが面白いねww杉崎とのBL談義が良い!お気に入りは、「読書する生徒会」と「予想する生徒会」かな?深夏のお嫁さんは反則ですwそして深夏の転校発言によって、杉崎のハーレムが??椎名姉妹各々の衝撃カミングアウトwしかしオチはこの作品らしいオチになっている。そして謎の《企業》の実態が判明し、杉崎に退学の危機が…。2012/08/12
とら
20
以前からそうではあったけど、生徒会の面々の杉崎への好意が直接的に、顕著になってきて堪らないです最高です。もちろんのこと、この作品の醍醐味と言うと、「雑談」だけしかしない、になると思うけれども、個人的にはそこにさらっとひと振りかかっている「ラブコメ」というアクセントがやはり好きなのでした。キャラクターの魅力とかそういう要素も、ラブコメしてるときに一番現れていると思うので。なんというか、本音が聞けるというか、ふざけてないですからね、その気持ちだけは本当に。本筋の物語も順調に進みながら、次巻を楽しみにします。2015/10/27
わたー
18
表紙の通り真冬ちゃん回…のはずなのに、終わってみれば深夏の可愛さを再確認するだけだったのは何故。普段は括っている髪をおろす。古くから多くの作品で使われてきた手法ではあるが、やはり最高だなと。