小学館文庫<br> 深夜の見舞客

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小学館文庫
深夜の見舞客

  • 著者名:赤川次郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 小学館(2015/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784094083378

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内容説明

人気シリーズ〈当節怪談事情〉の第三弾! 表題作を含む全五編を収載。現代社会のありふれた場を舞台に奇妙な恐怖譚が次々と語られていく。◆第一話「近道」:団地と駅を結ぶ普段は通らない近道に足を踏み入れた妙子が目にしたものは―。◆第二話「宙吊り」:トラブルで宙吊り状態のロープウェイ。密室での事故がさらなる悲劇を呼ぶ。◆第三話「深夜の見舞客」:新入社員の真衣は社長の入院に一人付き添うことに。真夜中に訪れた客は…。◆第四話「幽霊の椅子」:ベテラン社員の久仁子は停年退職後もなぜか出社を続ける。次第に社内には息苦しさが広がる。◆第五話「涙の味わい」:映画監督の武藤に新作の監督依頼が舞い込む。主役に無名の女優を据えることが依頼の条件だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yu。

25
魔物を利用する人の心こそ悪魔‥「近道」。緊急の時こそ、その人の素顔が知れる‥「宙吊り」。マッチ一本火事の元、危険な情事はしないに越した事はない‥「深夜の見舞客」。へぇ‥「幽霊の椅子」。映画を撮る側と出資者側の意向は必ずしも一致するものではない‥「涙の味わい」。といった“当節怪談事情”シリーズ第3弾。。もう どれもがおもしろい!!なかでも、定年退職後も以前と変わらず出勤する独身OLの謎の行動から覗ける隠された人間模様に魅せられる「幽霊の椅子」は特に好み。。2018/08/26

みぃすけ

4
ホラー短編集。久々の赤川さんでしたが、相変わらず読みやすくてあっという間に読めてしまいます。2014/06/07

もっか

2
タイトルに怪談、と書いてある通りゾクっとくるような怖さがあった。夜に読んだら眠れなくなりそうな(笑)どのお話も本当に面白く選びきれないのだけれど、宙吊りと幽霊の椅子が好き。悲しいような切ないような...。ゴンドラが途中で止まっちゃうのはちょっと怖いけれど(笑)読み返したい本の中の1つです。2018/11/24

GARLAND

2
怪談とあるけれど、まあホラー短編集。収録されている話はどれも読みやすい、けれどもやっぱりどこか薄味な印象。台詞が短くて、改行が多く、文字と行間が広いせいもあるのかなな。良かったのは4話目に収録されている「幽霊の椅子」あたり。

Akiki

2
同じ当節怪談事情シリーズでも「日の丸あげて」のような不愉快さはなかったように思う。「近道」はホラーというよりパニック小説のような気もする。他の作品は怖さを感じるよりも先に「???」となる感じ。特に「幽霊の椅子」は結局彼女はいつ死んだの?葬儀の時?それとも駅で?判然としないのはわたしの読解力不足でしょうか?「宙吊り」は怪談らしく単純に因果応報って感じで納得がいった。2011/08/16

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