文春文庫<br> ニューヨークの魔法は続く

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文春文庫
ニューヨークの魔法は続く

  • 著者名:岡田光世
  • 価格 ¥580(本体¥528)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
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  • ISBN:9784167717605

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内容説明

高層ビルとコンクリートに囲まれた都会でも、人はこんなに人間らしく生きられる。バスケットの試合結果や天気予報を知らせる、ユーモアたっぷりの地下鉄のアナウンス。ホームレスにも出稼ぎの労働者にも、分け隔てなくご馳走をふるまう教会の感謝祭。これを買うな、あれを買えと話しかけられるスーパー。欠点があっても、ちょっと変わっていても、一人ぼっちでも、きっと明日はもっと面白くて温かいニューヨークに出会える。既刊『ニューヨークのとけない魔法』待望の続編!

目次

第1章 人々(リトルイタリーの小さな商人;ニューヨークの頑固親父;ホームで出会ったイラン人;夏の浜辺の拾いもの;おれのストーリー)
第2章 子ども、老人、ホームレス(ブルックリンの罪ほろぼし;“非行少年”の届けもの;犬が老人ホームを訪ねた日;ブロンクスの感謝祭;冬の仲間;クリスマスイブの盗人;踊り場の“部屋”)
第3章 街角(メニューのあるレストラン;靴を脱ぐということ;ニューヨークで二番目におもしろいところ;セントラルパークという絵本;聖人にお願い;暴動のうわさ)
第4章 私とニューヨーク(夕飯;机を運びながら;小包;母のニューヨーク;戸惑う日本の入院生活)
第5章 ニューヨークだから(車内放送;地下鉄の芸人;ベランダの住人;ニュヨークがやさしい)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eee

26
英語での表現はそんなにでてこなかった。 日本とアメリカとの対比が最後の方に書かれていて、ああそうだなーと共感できた。 ニューヨーク、アメリカに行きたい気持ちが掻き立てられる作品だ。 読んでいると、ほっこりとし、自然と笑顔になっている。 やっぱり素敵だ。2014/06/21

mntmt

24
知らない人に地下鉄や道端でよく話しかけられている作者。小さな親切にもよく出会っている。彼女の人柄が絶対影響しているんだと思う。1996年刊行の本書。20年前だね。最近は、どうされているのでしょうか。まだニューヨーク在住なのでしょうか。2016/01/30

ちょん

19
ニューヨークの貧困について書かれたエッセイが多く前回とはまた違った印象。書かれたのも一昔前?になるかと思うので、ちょっと昔のアメリカ映画をイメージしながら読みました。行ったことないニューヨーク、いつか行ってみたいなぁ✨✨2023/02/23

えこ

19
治安の面で、NY暮しは怖い思いをする事もあると思うけど、気さくでノリのいい人が日本よりたくさんいてるようなので、綾部さんは楽しく暮らしていけるでしょう。2016/10/30

sui

19
岡田さんの本、やっぱりいいな。ニューヨークの空気感や、岡田さんの柔らかそうな雰囲気まで伝わってくるよう。今回も寂しさ、孤独、貧しさを抱えた人たちが出てくるけれど、それでもこの本は温かい。第一作にあった英語のワンフレーズがなくなってしまったのは残念だが、エピソードごとに写真が載っていた。第三弾も楽しみだ。2016/02/02

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