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内容説明
地味なロングセラー商品「キットカット」は、いかにしてパワーブランドの地位を再び築きあげたのか。ショートフィルム「花とアリス」のサイト展開、オリジナルレーベルによるCDの大ヒット、サクラサクトレインの運行、ブレークタウン願いの杜…など、仕掛人みずからがその詳細を初めて明かし、テレビCM崩壊後のマーケティングのあり方を鮮明に描きだす。
目次
序章 明日のマーケティング
第1章 媒体をぶっこわす
第2章 職域をぶっこわす
第3章 ブランドをぶっこわす
第4章 クリエイティブをぶっこわす
第5章 キットカットのトータル・ブランディング
第6章 クリエイティブ・マーケティングの24の極意
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mayo Nishino
1
外資広告代理店で働いていた方が書いた本。CM時代のマーケティング手法からの変遷が見えるため時代が変わるなかで変わらないマーケティングの考え方が見えやすい。単純な読み物としても面白い。2017/12/22
nagisa-shiosai1986
1
この本の発行されたのが2007年、今から5年前。だがFacebookやTwitterといったSNSはこの頃まだなかった。時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、広告・PRも大きく変わった。が、クリエイターや広告マンの心得としては不変であり、基本中の基本。2012/10/16
mrbeats197912
0
ロングセラーブランドの復活は企業に課せられた使命だが、市場の認知度がゼロのブランドであればCMのサポートが必要だが、多くの人が認知しているブランドであればあるほど、CMは消費者の購買意欲に結びつかない。だから、ネスレのキットカット・チームはCMと決別し、ターゲットの立場から考え、その心に残る「ニュースを作った」こと。口先だけのインテグレーテッド・マーケティングではできない、クリエイターとマーケッターの融合の軌跡。「我々はチョコレートを売っているんじゃない。キットカットというブレイクを売っているんだ。」2014/07/24
tadashi
0
夢を見るのは大事。英語の教材の例えがよかったなあ。みんな楽したいもんね。そこを商品化すればいいのか。2011/09/27