文春新書<br> 犬と話をつけるには

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文春新書
犬と話をつけるには

  • 著者名:多和田悟
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166605088
  • NDC分類:645.6

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内容説明

犬の考えてることが知りたい、「やっちゃいけないこと」を犬に分かってほしい、そんな愛犬家の気持ちに応えます。著者は、盲導犬クイールを育てた訓練士。魔術師のように、犬に話をつけ、動かしますが、仕事を始めた頃は、盲導犬の育て方も確立されておらず、山ほどの失敗を重ねました。犬と人、そして犬ごとの違いを尊重し、犬が人間を尊敬できるよう、「犬語の正しい話し方」を伝授。そして第3章には「我が家の愛犬にはただの親バカ」な著者のたのしい写真日記を収録!

目次

第1章 犬を知るための5つの法則(犬は明日のことを考えない。;犬は後悔しない。;犬は褒められるのが大好きである。 ほか)
第2章 私はなぜ盲導犬を育成するのか―わたしがわたしであり続けるために(勘当される;雨の日に傘を届けたい;「美人は私の中にある」 ほか)
第3章 犬と毎日をどう過ごすか―我が家の場合 バーティー日記(妻との約束;そこに在るもの;BOB ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

54
タイトルに魅かれて読んでみました。著者は映画にもなった盲導犬クイールを育てた訓練士さんだそうです。とってもいい本でした!犬の特性を知り、かつ個体ごとの個性を知ったうえで初めて信頼関係が築けるのかな。人間同士でもお互いをよく知ってこそ信頼関係が築けるのと同じですよね。褒められてうれしいのも楽しいとうれしいのも一緒。よーく観察して、根気よく付き合っていけば話をつけることができそうです。2015/09/18

なるみ(旧Narumi)

22
我が家の愛犬&迷犬のしつけを見直すにあたり、何かヒントが得られれば、と図書館で借りてみました。盲導犬クイールを始め、200組以上の盲導犬と使用者に関わってこられた多和田さんの新書です。最初は字ばかりで読了できるか不安でしたが、読み始めるとしつけのヒント以上に犬の特性や盲導犬と使用者の方についてわかりやすく書かれており、あっと言う間に読み終えられました。ためになる一冊でした。2015/12/01

ででちゃん

14
著者が「なぜ盲導犬を育成するか」の章が興味深かった。 ブラインドのお母さんのお話が印象的。  犬は愛しい。 いつも仲良しでいたい。2014/08/10

Tomomi Yazaki

8
犬の躾けの基本は褒めること。決して叱ってはダメだって。あ~でも、無意識に、つい叱ってしまう。犬は明日のことは思いもしない。今現在どうするかだけだそうです。そんな彼らをしつこく叱ると、してはいけないこともわからなくなり、叱る人をただ怖い人と思うだけ。犬の躾けは簡単そうだけど、根気が入ります。我が家のダックスの吠え癖を本に倣って優しく優しく直してあげました。人を見かけると出窓でわんわん吠えてたダックスも、今では人が通るたびに吠えずに、『ウ~ウ~~』と唸るだけになりました。でも、これはこれで怖いです。2019/03/08

k.kishida

3
犬の本はつい読んじゃうんですよねぇ。2014/08/03

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