文春文庫<br> ヒトのオスは飼わないの?

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文春文庫
ヒトのオスは飼わないの?

  • 著者名:米原万里
  • 価格 ¥672(本体¥611)
  • 文藝春秋(2014/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167671037

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内容説明

ロシア語通訳、エッセイスト、作家として多忙な日々を送った故・米原万里さんは、常に複数の猫と犬の母でもありました。そのニギヤカなる毎日を描いたエッセイが本書。執筆時、米原家は猫4匹、犬2匹、人間ふたりのメンバー構成でした。その状況を恩師に年賀状で報告したところ、「ネコイヌもいいけれどねえ、君、そんなことより、早くヒトのオスを飼いなさい、ヒトのオスを!!」と言われた……というのがタイトルの謂れです。ヒトのオスにはちと厳しいが、猫と犬には惜しみない愛情を注いだ米原さんの傑作ペット・エッセイ。猫好きも犬好きも楽しめます!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

336
本書執筆の時点(2001年。米原万里さん、御年51歳)で、米原家には猫が4匹と犬が2匹。もともとは純粋な猫派だったはずの万里さんが、捨てられたシベリアン・ハスキーに同情したことから、駄犬のゲンを飼うことに。それからは犬にも猫にも、もうメロメロ。すっかり親バカ状態に。米原万里さんといえば、どんな難関にも怯むことなく、さっそうと同時通訳を務め、はたまた政治や文化に対して常に鋭い一家言を吐いておられたのに、との思いも兆す。これではまるで普通の好々婆(それほどの御歳ではないが)だ。ヒトのオスはどうしたんだ、万里。2017/03/09

ゆいまある

100
ロシア語通訳者米原さんの同居動物エッセイ。子猫2匹を保護したことをきっかけに情熱的な米原さんの愛が爆発。瞬く間に犬、更にロシアから2匹のペルシャ猫を連れ帰る。どうしちゃったのか。余りにも衝動的過ぎる。しかもほぼ放し飼いなので、しょっちゅう迷子にさせ、犬1匹は遂に行方不明。猫は望まぬ妊娠に、望まぬ感染症で死ぬ。その少し後猫を飼った私は完全室内飼いでペットフードしかあげなかったのでこれは適正飼育とは程遠いぞ、と、苦しくなるのだが、愛も語彙も多い米原さんなので、読み応えは充分だった。でも考えて飼おうよ。2022/12/19

マエダ

59
猫と犬でよくここまで書けるなと思う。2018/09/21

ワニニ

55
米原さんの犬猫愛に驚いた。ちょっと行き過ぎ??なところもあったが、犬猫の気持ちや状態もよーく慮って、あれだけ忙しそうなのに、世話にも意義を見出し、素晴らしく共生している。ご近所付き合いも円満で、かつ楽しそう。各国のお偉い方々も、猫を通すと可愛らしく、良い人に思える。米原さんの人柄故か?でも、ヒトのオスと暮らすのは…??ネコは散歩も要らないし、自然な感じに飼えるのかと思っていたが、とんでもないのね。あの自由度を許容するのは、私には容易でなさそう。ゲンその後が、心に引っ掛かる。【kindleにて。解説ナシ】2016/09/25

buchipanda3

41
米原さんの猫犬奮闘記。豪快、別な言い方をすれば大雑把?!な作者さんと猫4匹と犬2匹との生活を綴ったエッセイ。面白くて楽しくて、心配したり、ほろりとすることも。ホントなのって思ってしまうようなエピソードも。モスクワから猫を引き取って来るとか凄いけど出国間際にビビってしまったり。冒頭に8枚のポートレイト写真、「ネコ4+イヌ2+ヒト2」とまさに家族の一員として愛情をたっぷり注がれている様子がふんだんに描かれている。ロシア情勢などを鋭い見識でズバッと言い切る彼女が猫と犬の前ではメロメロ状態なのが面白かった。2018/11/14

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