- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(健康/ダイエット)
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
不妊症の原因・治療法をわかりやすく丁寧に解説。不妊に悩むひとりひとりのこころとからだをサポートする。「私はこうして授かった」治療を受けたひとたちの声を多数紹介。出口はきっと、見えてくる。[付録]不妊治療をおこなっている全国医療施設/医療情報リンク集・用語集・治療を受けた患者さんからのお手紙。本書は、単なる技術解説に留まらず、現代人が子どもをもつということ、あるいは近年社会問題になっている生殖医療の適用範囲(代理懐胎、着床前診断など)についても考えていきたいと思います。「科学技術と倫理」の葛藤は、生命の誕生の場面に色濃くあらわれるからです。社会の多くの皆さんに生殖医療の現状と問題点をご理解いただき、これからの生殖医療をどうしていくべきか、その考えを深めるためのお役に立つことができれば幸いです。
目次
1 変わりつつある「生命の始まり」―妊娠成立のシナリオと生殖医療(生殖医療の現状 妊娠の仕組みと不妊治療 生殖医療の問題点)
2 見えてきた生殖の壁―子宮内膜症/子宮筋腫/性感染症/環境ホルモン(不思議な病気―子宮内膜症 子宮内膜症は増えている 古くてあたらしい子宮筋腫の問題 ほか)
3 子をもつ希望と倫理の狭間で―複雑化する家族/クローン/出生前診断(家族の枠組みが変わる? クローンはなんのため 遺伝病と染色体異常の違いを知る ほか)