内容説明
不人気警部・大貫の大人気シリーズ! 人の迷惑かえりみず、我が道を行く迷惑男のユーモア・ミステリーテレビに出演したかと思えば、高校で授業をしたり……。ガハハ笑いと図々しさがトレードマークの大貫警部、相変わらずの迷活躍で、よく出来た後輩達を困らせながらも事件解決。表題作のほか、「真実一路」「天地無用」「無理難題」の3作を収録。超不人気警部・大貫の超人気四字熟語シリーズ待望の第10弾。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
24
四字熟語シリーズ。相変わらずの大貫。『天地無用殺人事件』通常だったら「そのオチ…」となるところだが、途中の葬儀帰りの出来事が効いてる。 ABCD殺人事件/真実一路殺人事件/天地無用殺人事件/無理難題殺人事件2020/10/04
十六夜(いざよい)
9
「ABCD殺人事件」「真実一路殺人事件」「天地無用殺人事件」「無理難題殺人事件」四字熟語のタイトルを集めた短編集。大貫警部の破天荒さが酷すぎてあまり好きになれないが、サクッと読みやすく楽しめた。しかし何故井上と直子はあんなに大貫に優しいんだろうか。2016/04/03
みのたか
4
ついつい読んでしまうシリーズ。ABCDは四字熟語なのか?とは思ってしまいますが・・・2009/12/24
ノア
3
殺人事件の短編集。さくっと読めてしまうしところどころコメディっぽい。シリーズものに中途半端に手を出したけれど、まあ、読んでいればなんとなくわかる感じ。大貫警部のような上司がいたら嫌だなあと思いながらもポイントで何かしら発見するのはいつもこの人なんだなあと思いつつ、でもやっぱりキャラクター性は強烈です。さらっと息抜きに読めるところがいい。【図書館】2017/11/21
チョコレート
3
大貫警部シリーズ初めて読みました。コメディ色が強いし、短編集で文章も分かりやすく読みやすくて、サクサク読めます。2012/02/29