内容説明
わたしはどうして、こうなってしまうのか? 次から次に襲いかかる男たちの身勝手で無神経なセクハラや暴言。あんまりな体験の連続に「もう二度と男を好きになったりすることはないような気がする」とすら思ったという著者だが、それでも潰れずに、マンガに小説に歌に芝居に妊婦生活に出産に、と幼ない我が子を抱えながら奮闘活躍する日々。1993年から1998年にかけて書いたパワフルでエネルギッシュ、爽快なまでにほんとうのことをずばり言い切るエッセイ集成。
目次
1 やられ女の言い分(やられ女の言い分;A先生のこと ほか)
2 発想の方法(だらだらしてます―発想の方法;全作品リスト―?’93前半 ほか)
3 解説の名を借りて(養老孟司さんへ;私も愛人―荒木経惟全集「Aの愛人」解説 ほか)
4 内田春菊の美術館めぐり(コクトーの絵って漫画みたいだ!―ジャン・コクトー展;キースが残してくれた「希望」―キース・リング展 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
57
ほんと内田春菊ブランドはどんなつぶやきでも本にしちゃって売れるんだからすごいよね~。確かにものすごい生き様だもんな~。生き方そのものがもうネタ。2013/05/17
とも
19
内田春菊、嫌いじゃないけど何か考え方が歪んでる様に思えてならない。いや、歪んでるんじゃなくて、自分と相容れない考え方の部分が多いのかな。そんなにまで自身を、女性を強く見せなきゃなんない事ないのになって。 春菊さん自身が強い女性である事、才能ある女性である事は事実でしょうが、世の中そんなに強く才能ある女性ばかりじゃないですよっと。もちろん男も。モヤモヤを残しつつ読了。2017/06/28
読み人知らず
3
いろんなあとがきや書評やエッセイなど。寄せ集めた文章の数々。短編集でもないし、なんだろうなあ。2012/12/24
もくたつ(目標達成)
2
内田春菊さんのエッセイをまとめたもの。内田春菊さんがどんな人か分かった。2018/10/30
May
2
純粋なエッセイじゃなくて、後書とかをまとめたものはやっぱりエッセイとしての満足感が無い。ほんの少し噴出しちゃった箇所があったけど。2008/08/03