内容説明
ニューヨーク下層区域では、国連政府の横暴に対する住所不定市民たちの叛乱が勃発。政府軍の苛烈な反撃によって、街は火の海と化した! 地下トンネルには毒ガスが送りこまれ、衛星軌道からの非道なレーザー砲撃がひとびとを焼きつくす…。みずから奔走した休戦への試みが、利権政治の濁流にすべて飲みこまれるありさまを目にしたシーフォートは、内なる正義のため、友も家族さえも捨てて、ひとり敢然と立ちあがった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
2
既読者カウンターも少なくなってきた。29人目。次回予告はまさかの政界進出。2014/03/22
Riff Raff
1
後半の法規内大暴走はシーフォートの真骨頂。2013/03/27
けるぴー
0
シーフォートシリーズ第五段の下巻。水の供給を断たれ、危機に瀕したトランスポップたちの問題に、シーフォートの息子たちが絡みあい、物語は複雑に、そして悲劇へと向かっていく。このアンコントローラブルな状況を果たしてシーフォートは解決できるのか。最終章で彼とその戦友が見せる機転は、海軍士官モノ好きならばそう来たかと拍手を打たずにはいられない。シーフォート以外の人々の視点で語られる本作は、彼の鉄の意思とそれ以外の人々の弱さを改めて浮き彫りにしてくれる。正しいと思うことをやり遂げようとする彼を見習わなくてはいけない。2011/12/23
kame
0
再読。2011/03/01
かお
0
2000年