内容説明
清里高原で人気女優が殺された。首に残された黒い絹紐は東京で起きた2件の女性絞殺事件に使われたものと全く同一だった。3つの事件の被害者に接点を見つけられず、苦悩する十津川警部。美女連続殺人犯の動機は何か。犯人像が結べず苦闘する捜査陣をあざ笑うかのように第4の犠牲者が……。傑作長編推理。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
23
文句があるなら 読まなきゃいいんだけど。 読んでしまったものは 仕方がない。 どんだけ簡単に 人を殺せるねん っちゅう話。2018/09/10
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
4
「勝手に列車祭」第131弾。この本は1冊あり文庫コレクション253冊目であった。 1999年 1月15日 初版。。。カメラマンが妹に交代というところで、このカメラマンの妹が狙われるかと思ったが、清里で事件が起こってしまい予想ははずれたと思う。殺された娘の敵討ちであったのだが、殺す目的が自分が味わった最愛のものを失くすといういけずな殺し方であった。日本一忙しい警部は今回も振り回されることになる。2016/10/23
greenish 🌿
3
清里高原で人気女優が殺された。首に残された黒い絹紐は東京で起きた二件の女性絞殺事件に使われたものと全く同一だった。三つの事件の被害者に接点を見つけられず、苦悩する十津川警部。美女連続殺人犯の動機は何か。犯人像が結べず苦闘する捜査陣をあざ笑うかのように第四の犠牲者が…。傑作長編推理。
かよこ
1
有名すぎてなんとなく読んだことがなかった大御所作品。まるでコナン。 リアリティがなくて、登場人物が台詞を言っているという印象。 感情が感じられない。だから感情移入もできない。 たまたま面白くない作品に出会ったのかもしれないけれど、 もうこの人の作品は読まないだろうな。2014/10/08
イミナイゴ
1
最初はだらけてたが、十津川が出てきてからぐんぐん面白くなっていった。しかし最後でしぼんだ。娘の仇打ちだった犯人がただの殺人狂だったのはもう・・・2012/12/18