内容説明
少し前までは「身体髪膚、これを父母に受く」と教えられたものだ。ところが、“武士は食わねど高楊枝”と言い出したあたりから、日本人は精神第一主義に走り「身体」を置きざりにしてきた。脳死や臓器移植が取沙汰される昨今、改めて「心と身体」について考えてみたい。生身の人体を陳列した「人体博物館」があると良いのだが……。ベストセラー『バカの壁』著者による、64のコラム。思想、言語、権力、文化、教育を自然と相対させ、生命の本質を抉り出す。
目次
残された唯一の自然
人体の博物館
日本の思想
プラスティック人間創世紀
殴るとはどういうことか
人形とはなにか
言語とはなにか
日本語の特徴
手続きはなぜあるか
正しいとはどういうことか〔ほか〕
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