内容説明
かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
6
【読メ登録以前読了作品】2006/04/20
水島寒月
6
おっさんの読む雑誌のエッセイだなあ。とことんそう思う。週刊くらいの雑誌の目当ての記事や作品の後にちょろっと読んだり読まなかったりするのだろう。こういうのを一度に読むと飽きたりするもので、後から読んで面白い物は本当に面白いのだろうと思う。漫画とか特にそうだけど。2011/11/27
たーくん
5
かつをぶしに偏愛をささげて40年。だし汁の味はもちろん削った時の、薄桃色の優しく艶やかなひとひらふたひら。男らしい語感、凛々しいお姿。全面的にかつをぶしをお慕いする、シーナの拘りよじれる愛と真実のかつをぶし人生。他に、蚊とり線香とラーメン丼のグルグル渦巻きの検証と考察。魔法瓶と大相撲の相関関係。ニクタイ疲労時およびオトコの武器についてetc、シーナの始まり的エッセイ集。2016/11/26
ユウ タム
5
シーナさんのかつおぶしに懸ける愛情は本物です(≧∇≦)2015/07/18
Ryuji
5
★★★★☆家の書棚に眠っていた本を再読しました。この本1993年の出版、今から20年前、20年もよく大切に持っていたなーと思います(椎名さん本だけは古本屋にも持って行きません)。20年前の本ですがこの本は文庫なので、実際は1981年に出版された本であとがきみ読むと1979年頃の話だそうです(私が小学生の頃!)。椎名さんがまだ専業の作家ではない時の話で、今の文章と比べるとかなりハチャメチャで若さがあります(当然か)。昭和の古き良き時代の男!っていう感じ。2013/02/23