文春文庫<br> F1走る魂

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文春文庫
F1走る魂

  • 著者名:海老沢泰久
  • 価格 ¥529(本体¥481)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167414023
  • NDC分類:788.6

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内容説明

1987年4月10日、“地上最大の自動車レース”F1グランプリ第一戦はブラジルで開催された。中嶋悟はこのレースで日本人初のF1ドライバーとしてデビューした。中嶋悟のレースに賭けた人生を中心に、圧倒的な強さのホンダ・エンジン勢と迎え撃つドライバーたちの熱き“レーシング・スピリット”を生き生きと描いた力作。頂点へと駆け上がっていくセナをはじめ、プロスト、ピケ、マンセルら天才たちを得て、F1が最も耀いていた季節の記憶がよみがえる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

3
中嶋悟は十八歳になると早速普通免許を取り、単車に乗らないという約束を守った彼に親は田を売り払ってフェアレディZを買ってやった。1年間で6万キロ走り…「相手より悪い条件でも勝ってこそプロのドライバーだ」…ホンダがロータスにもエンジンを供給する際、セナに次ぐ第二ドライバーとして日本人で初めてF1ドライバーとなり’87年のシーズンを戦った。最高峰レースであるだけにエンジンに限らずマシントラブルが多い。体力の限界を超えてしまうドライバーも居る。よく知らなかったが「普段は公道」など呆れるほど特殊条件のコースさえある2011/08/03

砂の中のぴぃたぁ

2
日本人初のフルタイムF1ドライバー、中嶋悟さんのF1デビュー、HONDAのダブルタイトルを懸けた1987年シーズンの舞台裏を記した1冊。父親が録画した当時の中継放送を子供の頃から見ていたため、登場人物やリザルトはかなり知っていたが、裏模様がとてもドラマチックで感動した。まさか温厚そうな中嶋選手が地元でZに乗って爆走してたなんて。この時代のF1はマシントラブルが多くてレース展開も面白いし、運転しにくい分ドライバーがとても光っていたと思う。日本もF1に多く関わっていたのでいい時代だった。2015/07/07

お~い

1
F1、中嶋悟選手のF1デビュー、までの簡単な話と1年目。ロータスホンダにいた時の話です。 この時代は知らなかったですね。レースの結果、過程は調べたらわかるけど。 中島さんの言葉がたくさん入っていて。読んで良かった本でした♪2013/09/02

からしれんこん

1
F2が名前変えただけの小説やっただけに、今回も小説かと思いきや実話というか中嶋悟のドキュメンタリーやった。どきどきしながら、時にはいらいらしながら読んでいった。何か昔のF1の黒さがかなり見れたのと同時に、現代F1と違ってめちゃくちゃレースがおもろいのが伝わってきた。中嶋悟よ、もっとF1ドライバーであればよかったのに。2011/06/23

愛敬 史

0
中嶋さんが世界を舞台にどう挑んだのか、日本人初のF1ドライバーの戦いがここにあった。

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