文春文庫<br> 撫で肩ときどき怒り肩

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文春文庫
撫で肩ときどき怒り肩

  • 著者名:群ようこ
  • 価格 ¥499(本体¥454)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
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  • ISBN:9784167485030
  • NDC分類:914.6

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内容説明

鏡の前で自分の体型変化を発見して愕然とする。友達とする昼下がりの長電話。編み物しながら連続テレビドラマを観るとき。買おうか、買うまいか、店頭で決断するとき。私のホロスコープなんて知らなきゃよかったと気づいたとき。露天風呂で平泳ぎをしてみたら。パリで出会った鉄腕アトム。……この世で一番面白いことは、平凡な日常の中にひそんでいる。読めば途端にあなたにも愛と勇気がわいてくる! 笑いがとまらない過激な辛口コラムが64篇。

目次

アキレス腱にはぺたんこ靴の巻(ある日突然の3センチ下降;フォークダンスは嫌い;消えたスリットの謎;はじめての渾名、その名はチビ太;床屋さんでのひそかな楽しみ ほか)
テレビでれんこ日記の巻(ナスやキュウリよりもピーターさんが好き;女子プロレスが好き!涙ドバッで気分スカッ;「結婚!志願ショー」の助平男と図々しい女共;愉快夾快「ビートたけしのスポーツ大将」;わが母のあこがれ「兼高かおる世界の旅」;クーラーの誘惑に勝ちテレビ体操にはげむ私;「夕食リクエスト」のお父さんを観て、反省! ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

13
1984年~1987年にかけて書かれたエッセイを集めた本で、当時私は小学生。小学生と大人では見えている時代の景色が違うので、同じ事柄でも子供だった自分の視線から見えていた景色と大人だった群さんが見ていたその景色では感じ方も見えている景色すら違っていたりで不思議な感覚をともなうタイムトリップで楽しかった。「女子プロレス」「たけしのスポーツ天国」「天才たけしの元気が出るテレビ」「わくわく動物ランド」「アメリカ横断ウルトラクイズ」ヘヴィメタ話でLOUDNESS!!不思議なアルバムみたいで楽しい。2013/06/10

林 一歩

13
時事ネタが多く賞味期限はとっくに切れている。彼女の作品をコンプリートで読破したい方以外は読む必要も必然もない。2013/02/03

m

12
群さんのエッセイは一時期はまってよく読んでいた。久しぶりに読んでもやっぱり面白い。このゆるさがちょうど良い息抜きになるんだよなぁ。平成生まれの私には分からないテレビ番組の話が多かったが、昭和って何となく大らかな時代だったのね(笑)群さん歯に衣着せぬ物言いが読んでいて気持ちが良い。2015/12/28

ソラ

11
内容(「BOOK」データベースより) この世で一番面白いことは、平凡な日常の中にひそんでいる。友達と昼下がりの長電話。編み物しながら観る連続テレビドラマ。買おうか、買うまいか、店頭での決断。鏡の前で自分の体型変化に愕然。知らなきゃよかった私のホロスコープ…。読めば途端にあなたにも愛と勇気がわいてくる。笑いがとまらない過激な辛口コラム64篇。 2010/03/08

myunclek

9
読後、特に何か残るわけじゃ無いけどふむふむと頷きながら楽しめる。本当に群さんの日常何だろかこの姿。2019/04/20

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