文春文庫<br> 別人「群ようこ」のできるまで

個数:1
紙書籍版価格
¥492
  • 電子書籍
  • Reader

文春文庫
別人「群ようこ」のできるまで

  • 著者名:群ようこ
  • 価格 ¥488(本体¥444)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167485016
  • NDC分類:914.6

ファイル: /

内容説明

「ヨメにいくか? 働くか?」といったら答えは明白。卒業間際に必死で職探し、やっと代官山の広告代理店にすべりこみ。カッコいいお勤めと思ったのに、残業時間はものすごく、上司ときたらいやらしい。「こんな会社やめてやる!」。転職を重ねること六回目、遂に落着いた先が椎名誠、目黒考二、沢野ひとしの「本の雑誌社」。苦情電話と台帳相手に、留守番ひと筋のイライラを原稿用紙にぶつけて解消するうちに、いつの間にやらエッセイストになりました。

目次

第1段階 必死で外まわりの巻
第2段階 猫背で電卓ため息の巻

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みなみ

20
大学卒業後に就職し、転職を繰り返して「本の雑誌社」に入り、「群ようこ」としてデビューするまでを綴ったエッセイ。広告代理店や編集の仕事では、激務やセクハラに悩まされていて、それでもメンタル的には丈夫なのがさすが。上司に恵まれない日々が紹介されていて、今の世の中が昔とくらべてかなり平和的なのだと痛感。2024/02/26

むーむーさん

20
再読。電子本。再読といっても20年ぶりくらいだから面白く読めた。既に死語の「ハウスマヌカン」が登場する以前の時代の話なんだなと。2016/10/10

ヨータン

17
面白かったです。群さん、今でいうブラック企業ばかり渡り歩いてきたんですね。群さんが最初に就職した広告代理店のブラック具合が、今の私の状況と似ていて共感しまくり。でも昭和の時代に若い女子が深夜まで仕事なんて、そんな会社もあったんですね。椎名さんのところで働いていた時の学生助っ人へのイライラぶりもよくわかるな〜。2016/10/16

ソラ

9
内容(「BOOK」データベースより) 求人広告で見つけた代官山の広告代理店、カッコいいお勤めと思ったのに残業時間はものすごく上司ときたらいやらしい。転職重ねて6回目、遂に落着いた先が椎名誠、目黒考二、沢野ひとしの本の雑誌社。苦情電話と台帳相手に留守番ひと筋のイライラを原稿用紙にぶつけて解消するうちに、いつの間にやらエッセイストになりました。2010/04/21

読み人知らず

9
いろいろあって、今の群さんになったんですね。沢野がひどいです。2013/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/520194
  • ご注意事項