文春文庫<br> ヨーロッパ横丁たべあるき

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文春文庫
ヨーロッパ横丁たべあるき

  • 著者名:田辺聖子
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784167153274
  • NDC分類:915.6

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内容説明

食通おせいさんがカモカのおっちゃんと、ローマ、ヴェニス、マドリッド、バルセロナ、パリの五都市で赤堤燈、屋台(もちろん、一流レストランも)を求めて飲み食いのハシゴをしながら、ヨーロッパの食文化、そして日本の食文化を大考察する。はたしてふたりがたどりついた「横丁の味」とはなんだったのか? 名所旧跡めぐりの旅では見えてこない、現地に住むひとびとが味わう等身大の食を通して、ヨーロッパの下町の生活を胃袋で体験したグルメ紀行。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

5
あっけらかんとした素直な感覚が楽しい旅行記。時折見せる社会批判も、斜に構えたり、皮肉ったりせず、自然体に感じられた。単行本が1979年なので、時代相応に古いが、好奇心のままに行動し、言いたいことを言うのが気持ち良い。一流ホテルを「高級ごっこ」と評した上で、「ごっこ」として無邪気に楽しむ。学生だらけの店にも高級店にも行って、料理や客や店主の印象を手当たり次第に書く。その書き振りが潔く、色んな人が手本にしている様に思った。2015/01/25

Gen Kato

2
ヨーロッパが今よりはまだ遠かったであろう時代に、高級ならざる庶民の味を求めた旅行記を書いた田辺先生のすばらしさよ…2014/12/03

かりかり

1
☆☆☆ 食べ物中心の旅行記2019/09/17

ぽけもえ

1
国粋主義や西欧かぶれにはならない、と最初に断っておきながら、日本批判に偏り気味。それを気にしなければ、関西人の視点から西洋の食生活を比較するのが面白い2010/09/30

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