文春文庫<br> 検屍 - M・モンローのヘア

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文春文庫
検屍 - M・モンローのヘア

  • 著者名:伊佐千尋
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 文藝春秋(2012/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167396015
  • NDC分類:916

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内容説明

マリリン・モンローの死は自殺か他殺か。世紀の美女の急死にマスコミは騒然、好奇心が突出した取材攻勢に検視官は沈黙の反抗を起こす。奇遇なことにアメリカで冤罪事件を調査していた著者は、くだんの検視官へと到達することになる。大宅賞受賞作家がシャロン・テート、ロバート・ケネディの担当官でもあったトーマス野口に取材し、その謎を探る「M・モンローのヘア」他、人種差別のからむアメリカの実情をひもとくとともに日本の冤罪事件を取り上げ、刑事司法のあり方を問う注目作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トマシーナ

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タイトルからM・モンローの検死だけを扱う内容かと思ったら、様々な事件が扱われており、検死だけではなく、警察の捜査、尋問のあり方など、多岐に渡っていた。それでも目玉はトーマス・野口氏が扱った事件、M・モンローやR・ケネディのケースは非常に興味深かった。トーマス・野口氏が日系ではなく日本で生まれた日本人で、その努力によってLAの検死局局長に就任したことに驚いて、俄然興味が沸いてしまった。次は彼の著作を読んでみたい。2017/10/07

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Y-202005/09/13

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